会社に頼らないで生きるブログ

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借金奮闘記【リボ払いのエピソード】

おはようございます。

 

今日は、私のリボ払いの実体験を書きます。

 

 

目次

 

 

 

安易な理由で始まった借金生活

 

今から、7年ほど前に引っ越しをするためにどうしても現金が必要になり50万円くらいをカードキャッシングで引き出しました。

50万円を借りて返済方法は、月々1万円なのであまり負担はないだろうと軽い気持ちで借ります。

 

借金をした直後の3ヶ月は散財をしたり、ギャンブルにのめり込むことはなかったので生活が困窮することはなく日常を過ごしていました。

その当時は、手取り18万円くらいで可処分所得は7万円くらいのです。

6万円は使えるので実生活にはほとんど影響はありませんでした。

 

 

 

借金生活をスタートさせてようやく気付く

 

3ヶ月ほど経過した時に、キャッシングの返済案内のメールが届き、元金と利息の支払いを見ると毎月の返済1万の内訳に愕然としました。

 

利息6000円

元金返済4000円

 

という内容でした。

 

3ヶ月で3万円返したはずなのに、結局減っている元本は12000円だけです。

 

半分以上は利息、カード会社への手数料を払っているだけだったのです。

さらに、返済シュミレーションをすると、完済するまでに必要な月数は

119回と表示されました。

 

借入元金 48万円

 

この金額と返済月数は重くのしかかりました。

利息を払い続けるのは無駄だと思い、繰上げ返済を実行します。

 

 

借金生活から脱出するために

 

 

当時の私は副業もしてないので、収入は会社からもらう給料のみです。

月々1万円+3万円で合計4万円を返済に充てました。

3ヶ月ごとに12万円減るので結構なスピード返済でした。

 

返済金額が40万になり、30万になり、20万に減っていき少なくなる残高を見ると不思議な高揚感があり、さらに借金の返済が進むようになります。

 

しかし、なぜ119ヶ月=10年近くも返済しなければならないのか?ということを説明します。

 

実は、返済残高が30万より減った時に、カード会社が毎月の返済額を1万円から5千円に減らしていたのです。

私はこの時、金融機関の恐ろしさを感じました。

5000円の返済になった時にはまた、元本と利子の返済率が50%くらいになるのです。

2500円が返済で2500が利子の支払い!!

月々の返済が減る分長く利息を払わせようとしていたのです。

 

返済を続けて10ヶ月でいよいよ残り借金が6万円だけです。

 

 

借金残高は減って心に生まれた悪魔の囁き

 

 

ここで事件が起きます。

 

今まで我慢していたギャンブルの欲望が沸々と湧き上がってきます。

 

心の声が6万円ならパチスロで勝てば一気に返せるんじゃないのか?

 

悪魔の囁きにです。

確実に返せば後2ヶ月で完済なのに、ここでギャンブルに命運を託してしまい

 

結局、大惨敗さらに負けを取り返そうとさらに負けを重ね

25万まで借金を戻してしまいます。

 

悔やんでもしかたがないので返済をするまでは辞めようと心に誓います。

それ以降ギャンブルしようという気持ちはなくなり、日々の生活費を切り詰めて再度返すぞと意気込みました。

 

 

長い日々の末に完済!!

 

 

あれから、博打を打つことなく地道に4万円ずつ返していきました。

最初に借りた50万円ですが、結局返済した金額は60万円ほどかかっています。

10万円の利息も払っているけど期間が延びたらもっとだとしみじみ考えます。

 

最後の返済は12月25日でした。

12月の上旬に会社からボーナスを振り込まれてすぐに返済に回します。

繰り上げ返済は万単位の返済なので端数の2593円は毎月の自動で引き落とされる返済分になります。

12月26日の朝に借入残高が0円の画面を見て大きな溜息を吐きます。

 

寒い日の中でしたが、気持ちは暖かったです。 

そして、ようやく終わったのだと。 

 

 

借金生活のその後

 

 

その後、キャッシングのカードはハサミで切りカード会社に解約を申し込みました。

 

借入から完済まで実に3年近くかかりました。

途中、馬鹿をやってしまいましたが返済をするには給料だけだと時間がかかります。

今回、借入上限が50万でしたが仮に100万になると利息の返済が多くなり返済を続けられる自信は正直ないです。

 

 

借金はあらゆる余裕を奪ってしまいます。

期間を決めて、さっさと返済に臨みましょう。

私は、もう二度とキャッシングをしたいと思わない。

借金は未来の自分が返さなければならないのですから。

 

 

 ここまでお読みいただきありがとうございます。