おはようございまず。
今日は、過去のアルバイトをした経験を書きます。
コンビニのお弁当やサンドイッチってこんな作り方をしていると知った衝撃のアルバイトです。
目次
コンビニの商品を作る工場
当事、大学2回生の頃です。夏休みになり時間に余裕が出来たので短期のアルバイトを増やすことにします。
当事、グッドウィルなど派遣紹介の会社も多く簡単な面接ですぐに仕事が決まります。
その中で、一番時給が高かったのが夜勤の工場でした。
しかも、大量採用のため即採用です。
夜の暗い中、目的地の駅に集合します。
派遣で仕事をしたことがあるならわかると思いますが、駅に同じ仕事をする人間がぞくぞくと集結してきます。
リーダーの点呼が終わるとバスに乗って工場まで向かいます。
バスの中から外の風景を見て、どうやら山を登っているのがわかります。
どこかの収容所でも向かっているような感覚でした。
30分ほどバスに揺られて目的の工場に到着します。
夜中なのでこの時点で既に眠いです(笑)
到着後、受付の人に白い作業着を渡され着替えが終わると滅菌する部屋に順番に入っていきます。
さぁ、夜勤の始まりです。
仕事内容と中で働いている人たち
滅菌室の先には10本くらいのベルトコンベアーが並んでいます。
そのベルトコンベアーに従業員が均一に配置され、先頭の人からバケットを渡されます。
中身は、コンビニでよく見る惣菜です。
そして、バケットが全員に渡し終えるとベルトコンベアーが動きます。
最初の人がお弁当の容器を置く、
次の人がご飯を入れる。
次の人が漬物、次に惣菜とバケットに分けられた食材と弁当に詰めていきます。
この時の詰め方ですが、おたまや箸を使いません。
手袋をした手で掴んで入れていました。
最後にいる人が容器を雑巾で綺麗に汚れを拭いたらラッピングをして終わりです。
衝撃的な光景でした。
大学生の頃によくお世話になっていたコンビニの弁当がこんな作られ方をしていたとは・・・
その後もコンビニで見る弁当やサンドイッチを作り続けます。
夜勤ということもあり周りがギスギスして時折口論になったりもします。
おばちゃんたちは器用にケンカをしていました。
手作業を止めることはしないが口で攻撃を続けています。
他にやり手な人だとつまみ食いをしている人がいました。
商品として出荷できないものなのか、作りすぎたのかわかりませんが、ラインマネージャーの隙を見て小腹を満たしている人が何人かいました。
派遣で初めて来た若いお兄さんが横に座り、帰りのバスの中で話をすると
「もう二度と来ないよ。」
と、鼻息を荒くして怒っていました。
何でも、ラインに居たおばちゃんがずっとケンカしてて耐えられなかったそうです。
時給も夜勤で1200円なので他と比べれば多少高いくらいなので、割の良いバイトではなかったのも原因のようです。
他にもラインマネージャーの教え方が雑でそれで注意を再三受けていたようです。
夜の12時から仕事が始まり朝の5時に1時間の休憩があります。
その後に、2時間の作業が終わり晴れて開放されます。
8時間の拘束が終わり朝日が昇る中、バスに乗って下山をしていきます。
帰りのバスは爆睡です。
家に帰ってもすぐに行動ができないため夕方近くまで寝る事もありました。
最後に
大学生時代のコンビニ商品の工場でのバイトの話です。
このバイトは全部で10回くらい行きました。
夜勤の仕事はバイト代も良いのですが家に帰って寝る時間が多くなるため
別のバイトに支障をきたす為その後お断りする事にしました。
コンビニ商品の出来るまでを経験したおかげで、その後コンビニでお弁当を買う機会が減ったことは言うまでもありません。
ラッピングをして綺麗に見せていますが、惣菜は手掴み、最後に汚れを雑巾で拭いていると考えると食欲がなくなります。
働かなければ、今も知らずに食べていることでしょう。
知るって大事ですね。
ここまでお読みいただきありがとうございました。