おはようございます。
アイキャッチ画像をプロフィールのものに変えました。
さて、8月も中旬になりいよいよFP(ファイナンシャルプランナー)の試験日が近づいてきました。
1日1時間以上の勉強を今回は続けています。
取得しようと思ってから10年以上が経ちましたが今回で終わらせます!!
最初はよくわからなかった問題も少しずつわかるようになってきました。
住宅ローン控除、生命保険、相続税、贈与税など経験していないことが多く身につくまで時間がまだまだかかりそうですが・・・・続けます!!!
しかし、FPの勉強の中でも面白いものもあります。
それは、個人のキャッシュフロー表の作成です。
キャッシュフロー表とは、個人の収入と支出を予測して数字化することです。
キャッシュフロー表を作成するメリットは将来の人生設計がしやすくなる事があげられます。
破産するか、安定するか気になりますよね。
どんなものか例示します。
例
A さん 40歳 現在の収入500万 (可処分所得400万)
55歳まで収入が上昇(上昇率は毎年1%)
65歳で退職金2000万
現在の貯金 500万
A さんの妻 40歳 専業主婦
子ども 10歳
子ども 5歳
架空の家庭とします。
さらに条件を加えます。
年間の生活費 240万
年間の住宅ローン 100万(70歳完済)
年間の教育費 35万×2
教育は、小学校→中学校→高校→大学の順に出費も当然上昇します。
教材をみると
小学校が年間35万
中学校が年間50万
高校が年間 55万
大学が年間 100万(初年度は130万)
となっています。
後は、車の買い替えや旅行を行きたいのならその費用も考えます。
車の買い替え費用 180万(10年毎に買い換える予定)
さて、計算していきましょう。
収入は、可処分所得で計算します。
支出は、生活費、教育費、住宅ローンを足します。
結果、最初の一年目は10万円の赤字です。
しかし、給料は1年ごとにアップします。
初年度は400万の可処分所得が次の年度には404万次はさらに408万
と少しずつ増えていきます。
これを1年1年計算していきます。
40歳から50歳までの
収入合計は4221万
支出合計は4655万
50歳までの貯金残高は
500万円→66万円
ゴリゴリ貯金が減っていますね。
では、60歳の時はどうでしょう。
50歳から60歳までの
収入合計4583万円
支出合計3969万円
60歳までの貯金残高は
66万円→500万円に戻りました。
貯蓄が戻った要因は、子どもの学業の終わりと共に教育にかかる費用そして1人立ち
による生活費の減少が上げられます。
計算上では、この後退職金もあり年金も厚生年金もありで老後も破綻することなく生活ができるでしょう。
例で示した計算は概算なので完璧ではありません。
それでも、将来の人生設計のなかで順調に進めば定年後には以前麻生財務大臣が言っていた2000万円の貯蓄が可能であると見通しができます。
こんな生活ができたらいいですよね。
<最後に>
キャッシュフロー表を作成する事で
今の生活のままでは将来厳しいではなく、破綻すると予測も立てられるため早い段階で対策に乗り出すことも可能です。
今の生活を見直すきっかけにもなり、このままの生活を続けると地獄が待っていると身を持って勉強することができた内容です。
いつか私の今の生活を計算してキャッシュフロー表をその内に作りたいと思います。
何年後に破綻するのか。
それではまた