おはようございます。
今日は大学生時代の末期にギャンブル狂だった頃の話をします。
以前にも過去にギャンブルの記事はこちら
目次
ギャンブルで負けた悔しさが執念に
以前の記事で書いたように、ギャンブルから離れる事は容易ではありません。
完全に辞めない限り取り憑かれた様に現金が手に入るとホールへ行ってしまいます。
しかし、頭の中ではいつも辞めようと考えています。
自分の中で葛藤が起こっている状態です。
音、ネオンの光、過去の大当たりへの想像の誘惑に負けて再びホールへ旅立ちます。
もちろんその時は負けた金額を取り返してもう2度とやらないと意気込んでいます。
結果は、ご存じの通り負けて真っ暗な夜道を帰っていました。
それでも誘惑を断ち切れずになんとか勝てる方法を考えます。
勝つための行動を考える
ある時期からすぐに台で遊戯をせずに周りをじっくり見る事にしました。
落ち着いて見渡すと違うものが見えてきます。
今から10年以上前ではホールにいつもいて常にドル箱にたくさんのメダルやパチンコ玉を保有している人がいることに気づきます。
いわゆるプロ?っぽい人たちです。
その人は数人のグループで動き確実に出てる台を抑えています。
その人たちに話しかけることはできませんが、行動を見る事で研究する事にしました。
そうするとあるパターンがわかります。
プロっぽい人たちの行動
- イベントの日は朝から並ぶ
- 設定がわかりやすい台は先に抑える
- 当たり以外の台は諦めて、打つ台を絞る
このような動きをしていました。
書いてみると当たり前の行動ですが当時の私は好きな台を手当たり次第に打ち負けるのが常でした。
という事でマネをしようと試みますが、いかんせん私は学生なので授業もあり朝から並ぶのは土日だけです。
しかし、土日はガッツリとバイトがあるため朝から並んでずっと遊戯することはできません。
なので、同じ行動はできませんでした。
せっかく勝ち方の光明が見えたけど実践できず結局同じことを繰り返していました。
当時はまだ流行っていたパチンコ情報商材
たまに新台の情報があると雑誌を読んで知識を入れるのですが、その雑誌の途中で怪しい情報商材の案内があります。
大当たり直撃法
- メダルを21枚入れる
- 1枚BETボタンを〇〇回押す
- レバーを押す
- 〇→〇→〇の順に押す
- メダルを○○枚入れる
と手順が穴あき状態で書かれています。
これをすれば簡単にボーナスが当たります!と爆連している写真と一緒になっていました。
これはすごい!と思っていましたが一番最後にこの情報を5万円で売りますと書かれています。
5万円でボーナスを出し放題ならすぐに元が取れるって思いましたが金欠の私には捻出することはできません。
結局5万円を貯めることはできず買いませんでした。
おそらくこの手の情報はガセ情報なので払わなくてよかったです。
初めて買った情報商材
その後、もう一つ別の情報商材に出会います。
大学のパソコンで他に勝つ方法がないか調べている時にあるページに到着します。
そこでは先ほどの大当たりを必ず当てるという方法ではなく勝つためにするべき行動をまとめた本を紹介していました。
金額は5000円で、怪しいとは思いつつ購入します。
購入した本には特定の機種の情報ではなく、ギャンブル(特に私が当時よくやっていたパチンコスロットに関するおおまかな思考のやり方)について書いてありました。
情報商材の中身
- 台の知識をしっかり入れる(ハイエナが良い台か朝から打つ台か)
- 自分が打つ時間帯を考える(夕方の立ち回り、朝からの立ち回り)
- マイホールの見極め方(稼働率は40%くらいのお店)
- 勝率100%は不可能(設定が高くても、回転数が良くても負ける事を知る)
- 期待値がない時はさっさと帰る(いつまでも粘ると適当打ちをする)
- 他の趣味を探そう(勝ち続けてると飽きてくるらしい)
以上の事が50ページ程書かれています。
もう少し詳しく書きます。
台の知識を入れる事で、ハイエナだけをするのか、朝からブン回すのが有利なのか自分の中でルールを決める。
ただし、軍資金が少ない時は朝から打つリスクを書いています。
最初はなるべく軍資金を貯めるための手堅い立ち回りをする必要があると書いています。
自分の打つ時間帯に関しては夕方なのか朝なのかでも立ち回りが変化する。
夕方ならある程度回転数を見る事ができるのでデータを見て高設定を探すやハイエナできそうな台をまずは探し決して闇雲に打ってはいけないという事が書かれています。
朝からの場合は思った通りの展開でない可能性もあるので、台の知識だけでなく店の癖を把握することも必要になると説明されています。
マイホールの選定の仕方については、稼働が極端に少ないとデータを取る事ができないから設定が入っている入っていないの判別が出来ないので選ばない。
逆に稼働が良すぎても抽選などで失敗すると狙い台は取れないし、仮に狙い台を取ったとしても台移動が出来ないため手詰まりになるのでマイホールにするには向かないと書かれています。
勝率は100%にすることは短期的には不可能であり、1ヶ月単位などで見れば勝率を上げる事は可能になる。
回転数が良いパチンコ台も当たらなければ出玉は増えないですし、スロット台もボーナスが少ない方に偏れば負ける事もあるので1日勝っただけで一喜一憂してるといつまでも打ち方にムラが出てしまうと書かれています。
期待値がない時はさっさと帰るに関しては、朝からでも夕方でも長い時間をホールで過ごすとどうしても打ちたくなる欲求が出てくるので狙い台がない場合はさっさと帰って忘れてしまおうと書かれています。
書かれている事に関しては当たり前のレベルの内容ですが最後に書いてあった他の趣味を探そうという項目は意外でした。
この本を執筆された方も過去に相当負けていたので何としても勝ちたいと思っていたそうです。
そのため、上記の行動でなるべく負けないように行動した結果プラス収支になったと書かれています。
実際に4号機時代はハイエナを上手く使えば5号機や6号機に比べて恩恵は強く勝率もかなり高くもっていくことも可能です。
この情報商材はあながち間違った事は書いてはいません。
そして最後に書いてあった他の趣味をやろうという言葉が印象的でした。
勝ち方を知っているなら徹底的に勝って今までの分を取り返してこれだけ生活が豪華になったと思っていたのですが、普段の生活に戻りギャンブルは辞めましたと締めくくられています。
ギャンブルは辞めるのが一番
私はこの本を買って読んでも勝つことはできませんでした。
やはり面倒な事は嫌で台の知識も、ホールの癖も、時間帯によっての立ち回りも最初は試してみましたが結局はいつものやり方に戻っていました。
私も勝てるならギャンブルで勝ちたい!その気持ちは変わりません。
しかし、10年以上やった結果は続ければ続けるほど負けることです。
この情報商材に出会ったのは大学生の頃なのにまったく活かせずに続けていました。
さっさと見切りをつけて他の趣味を見つければ良かったと今なら思います。
5000円の情報商材の情報ならこんなものかなと今なら思えます。
やっぱりギャンブルは辞めるのが一番です。
ここまでお読みいただきありがとうございました。