こんばんわ
今日はあるニュースについての記事です。
そのニュースの舞台はとあるスーパーマーケットです。
私もほぼ毎日仕事帰りにスーパーに寄って買い物をします。
夕方の19時ごろに最寄りに駅のお店に行くので総菜などの日持ちしない商品は半額値札がついているので大変助かっております。
安さに目が眩んでたくさんの買い物をしないように注意しなければなりませんが(笑)
今日はそんなスーパーマーケットで天ぷらを踏んで転倒した人がお店を訴えて損害賠償を勝ち取った事について思った事を書いていきます。
目次
事件の概要
2018年4月に東京都のサミット(スーパー)で男性が床に落ちていたかぼちゃの天ぷらに足を滑らせて右ひざを負傷したとしてお店側に約142万円の損害賠償を求めていました。
事件当時の様子としては夕方で人も多くなる時間帯だった。
裁判の判決は男性側にも注意が必要とはしているが店側にも安全を尽くしていたとは言い難いとして約57万円の損害賠償を支払う判決を決めた。
怪我は気の毒だがそこまでやるか?
この事件を聞いた時にの率直な感想はおかしいの一言でした。
スーパーでなくても歩いていれば何かにつまづいて転倒する事はあります。
それが今回はたまたまあったお店の総菜だったわけです。
この事件の方も靭帯損傷をしているのでお気の毒な部分はあります。
しかし、訴訟までするのか?という事です。
スーパーなどは薄利多売の営業です。
安全義務を尽くすとなれば今回のケースなら人を増やして常に警戒をする。
バイキング形式の総菜を全て個別に包装する。
など、お店側の負担が増えます。
結果として、仕事量を増やすか固定費を増やすだけで店側にメリットはほぼありません。
誰かに責任を押し付けたいという考え方
この事件を通して責任を押し付けたい人が増えたなと思います。
転倒したのは自分のせいでなく、お店の責任だ。
だから治療費を払え!
これって本当に悪い循環を生みます。
変な言いがかりをつけられるのは誰もが嫌です。
そのため、自分には関係ありませんと予め告知する事が様々な所で散見するようになりました。
自分自身を守るために必要だからです。
人間は完璧ではない
人のやる事には必ず失敗があります。
だからこそ、許容範囲が必要です。
それが人間の器だと私は思っています。
私もミスを出す人間を許せない時はありますが、そこを攻めても相手が凹んでしまうだけです。
ミスをしたらなぜかと原因を調べ同じことを繰り返さないようにする事で進歩します。
誰かの責任にしていては自分の欠点に気がつきません。
むしろ、相手の間に溝が生まれます。
最後に
今回の事件を知って本当に残念な気持ちです。
年齢は私とほぼ同じの35歳の方です。
社会人としてある程度の経験を積んでいるはずです。
今回の事でスーパー側の対応が悪くどうしても許せないというのなら仕方がありませんが、記事にはスーパー側が謝罪として6万円を支払っています。
6万円という金額を貰っていながらさらに損害賠償を求めるのはいかがなものか。
このような人間が増えてくると客商売をする側の意欲が削がれてしまいます。
私は今回のニュースを見て改めて誰かを犠牲にして自分の負担を減らしたいと考えるのを辞めたいと思います。
ギブ&テイクの言葉でテイクを優先すると周りから人が減ると言われ、過去の偉人たちはギブをするようにと伝えています。
ここまでお読みいただきありがとうございました。