会社に頼らないで生きるブログ

自分の経験談、思ったことを書いていきます。簿記を勉強中!

利用者N君の散々な土曜日

 

こんばんわ

 

今週で10月も終わりますね。

残すところ後2ヶ月です。

と言っても、来年は来ますし再来年も変わらずやってきます。

特別何か変わる事はありませんので、気負わず毎日やる事をやっていきます。

今日は仕事での不遇な少年N君の話をします。

 

今回の記事の内容

 

土曜日の状況

 

 

 先週の土曜日は隔週の出勤日なので働いてきました。

土曜日は平日に比べて利用者の数が少ないため、割とまったりとした時間を過ごす事が多いです。

私が出勤するとお出掛けする事が多いので、利用者から「どこ行くの?」と質問をされる事も多いです。

今日は〇〇公園か児童館か、他に行きたい所あるのか聞いてみんなで決めます。

そんなほのぼのとした土曜日ですが、少し気掛かりな事があります。

 土曜日は中学生の女の子が1人、未就学(7歳以下)が1人、中学生男子1人、N君(小学校高学年)の計4人がいました。

このうち未就学の子と中学生男子の子は自閉症のため1人で遊ぶことが多いです。

そのため中学生の女の子とN君が一緒になってカードゲームなどをして遊ぶことが多いです。

スタッフも2人とボランティア(学生)が1人来てそこまで大変ではありません。

 

 

不遇なN君

 

 

 1日の仕事が終わり帰りの送迎時の事です。

N君を送る時に「今日はつまんなかった」とおもむろに言い出します。

だいたい想像がつくのですが、一応聞いてみると「〇〇ちゃんとあんまり遊べなかった」と漏らしています。

 午後からは私とボランティアの人と中学生の女の子、N君、中学生の男の子の5人で児童館に出掛けました。

私と中学生の男のグループ、ボランティアと君と中学の女の子のグループに別れて遊んで過ごします。

私の方は児童館の傍にある公園でのんびりと過ごしていました。

その間、児童館の様子はわかりません。

しかし、中で遊んでいるグループが公園に来た時に異変に気付きました。

ボランティアの人と中学生の女の子は近くでしゃべっているのにN君だけは5m程後ろで付いて来て仲間外れのようです。

端から見て明らかにおかしいなと思っていました。

しかし、ボランティアの人を注意できません。

お金も貰っていない人に仕事をしろ!なんて言えるはずがありません。

N君が帰りに愚痴をこぼした時に児童館で何をしたのか聞くと

  1. みんな体育館でバレーボールを少しやった(10分程度)
  2. あとは2人がずっと話していたから、少し離れていたところに座っていた
  3. ほとんど1人でぼーっとしていた

これでは楽しいはずがありません。

 

 

N君の不遇は今後も続く

 

 

 何とか出来るならしてあげたいのですが、今回の件はどうにもなりません。

まずN君はどんな話にも頭を突っ込みたがる所があります。

知っている話ならまだ良いのですが、知らない内容の時は話の腰を折って「なんで?」を連発します。

話の途中から入って来て話の腰を折ると徐々に疎まれます。

最初は丁寧に対応していた人も段々と適当に答えるようになります。

このパターンをおそらくずっとN君は続けてしまい、今に至ると考えられます。

その結果が1人ぼっちになってしまう結果を招いています。

 そしてもう1つの問題はN君が事務所にいる時は正規のスタッフを独り占めにする傾向があり、その時は全ての話を聞いてくれます。

そのため自分の話を聞いてくれる人じゃないと自分から近寄ろうとしません。

スタッフはお金を貰っているから邪険にはしませんが、これは仕事ではありません。

N君がどうやったら周りと打ち解けられるかを考えるのが本来の目的です。

しかも、N君は宿題をするという大義名分を使ってスタッフを独占するという技も駆使しています。

こんな陳腐な考えを見破れず傍にいるスタッフもどうかしていますが、N君の悪知恵も問題を助長させています。

 

 

最後に

 

 

 私も利用者と仲良くなりたいと思って近づいて嫌われるパターンもあります。

相手の表情や態度で察知しないと本当に嫌われてしまいます。

自分が嫌われていると思ったら、迷わず身を引く事も大事だといつかは気づいて欲しいですね。

そのためには自分の話を全て聞いてくれるスタッフではなく、同じ利用者を相手にしないと学ぶ事は出来ません。

 

ここまでお読みいただきありがとうございます。