おはようございます。
昨日はやけに眠気が強かったので、早めに寝ました。
やはり1日中体を動かすと疲労が蓄積するのがよくわかります。
さて、今日は読み終わった本の読書感想文です。
もくじ
恋空 ~切ナイ恋物語 上~
本作品はタイトルでわかるように恋愛小説です。
主人公は高校生になったばかりの美嘉という女性です。
髪はセミロングで先の方は少しカールして、茶色に染めた容姿にルーズソックスというひと昔前のギャルのような容姿です。
美嘉にはアヤ、ユカという仲良しの友だちがいて高校生活を謳歌しています。
そんな3人組の前に学校で女遊びが多いと噂されるノゾムという男子生徒が登場する所から物語が始まります。
あるキャラクターが頭から離れない
本作品で美嘉の恋人となるヒロという男子高校生がいます。
身長は180㎝以上で端正な顔立ちだが耳にピアス、髪の毛も茶髪とちょっとヤンキーな容姿をしています。
これを読んで、どうしても斉木楠男のサイ難に出てくる燃堂力が頭から離れず物語が先に進みません。
彼が登場する時点で恋愛ではなく完全にギャグマンガになってしまうのですが、何とか想像力を働かせて恋愛小説を読み進めます。
「よう相棒、ラーメン食いに行こうぜ!」
なんてセリフは出てきません。
俺の女に手を出すな!
燃堂・・・ではなくヒロ君は美嘉の事が大好きで他の男性が話しているのをみると相手を物凄く睨みつけてしまう程一途な男です。
美嘉が誰かにやられようものなら相手に飛び掛かる程の勇ましい姿を見せます。
そして、相手にこう言い放ちます。
「俺の女に手を出すな!」
昔は確かにカッコ良いセリフだと思いましたが、今考えると何とも身勝手な発言ですよね。
俺の女に手を出すな!と言った結果、美嘉には男の友だちはあまり出来なくなりました。
男が近づかなければ浮気の心配はありません。
ただ毎回毎回近づく男性を排除しているようでは男としては株を下げる事になるのではないか、と思ってしまいます。
本作品の面白かった所
高校生という3年間を謳歌している部分は読んで懐かしさや元気をもらう部分もありました。
この物語の高校生は私と正反対の所にいるので興味深い部分もありましたし、属さなくて良かった所もあります。
高校生の恋愛はストレートなので単純で良いですね。
本作品は上と書かれているように下が存在ます。
物語中盤で主人公の美嘉の彼氏であるヒロ君が突如として別れを告げます。
あれだけ一途で思いを馳せていた人を急に距離を置きます。
他の人が好きになった、美嘉の事が嫌いになったという事はないのでフラれた美嘉も理解不能になります。
ヒロの友だちやお姉さんに話を聞いても教えてくれませんが、何か意味深なセリフを言うだけです。
推測ですが下巻ではヒロ君はこの世を去ると思っています。
明日からは下巻を読みます。
最後に
久々の小説で一気に読み進めました。
下巻の展開で私の推測が当たっているのか、実に楽しみです。
燃堂君は果たしてどうなってしまうのか?
また読み終わったら読書感想文を書きます。
ここまでお読みいただきありがとうございました。