会社に頼らないで生きるブログ

自分の経験談、思ったことを書いていきます。簿記を勉強中!

70代の親が重い荷物を運ぶ様子を見て

 

こんばんわ

 

今週もようやく半分を過ぎました。

若い人に混じって体を動かすと2.3日後に筋肉痛や体の痛みを感じ、治るまでに時間が掛かります。

もう若くはないのですが、諦めたら体がどんどんヨボヨボになるので抗ってやります。

さて、今日は70代の親が重い荷物を運ぶ様子を見てです。

 

もくじ

 

 

年齢が上がってからの怪我は致命傷

 

 

 私はかつて介護の現場で働いていました。

そこで見た光景として覚えているのが、車椅子の方と独歩できる方の差です。

独歩の方は好きなタイミングでトイレに行き、フロア内を歩いていました。

ところが車椅子の方々は自分より一回りサイズの大きい椅子を使っているため、狭い通路を通るのは難しいですし、人によっては誰かの介助なしには動く事もままなりません。

その様子を当時は他人事に思って見ていました。

 何度か転職をした後に福祉の事業所に就職し人員不足のために色々な施設に派遣され、ある施設で70歳の男性の方と出会いました。

その方を自分より重い体の利用者を汗をかいて必死に運んでいました。

頑張る姿勢は確かに素晴らしかったのですが、徐々に疲労の色が見えてきます。

しかし、現場の人たちはそんな事を意に介せず重労働をさせて結果、腰を悪くして仕事を続けられないと会社に話します。

人員不足の施設だったので少し休んで他の施設でどうだろうか?という事で数ヶ月間の休養し、職場復帰していきました。

私もようやく働く場所が落ち着き、その70歳の男性の方と同じ施設になります。

その男性は頑張り屋なので前と同じように重たい利用者を移動させようとしていました。

私より年上の方ですが、語気を荒げて「代わってください!」と仕事を交代します。

本人は驚いていました。

 

 

年齢に応じた体の使い方を

 

 

 私は人生の先輩で男性に怒りました。

「この仕事ならば代わってあげられるけど、体を壊したらその部分は交換できない、重労働は若い奴に任せてください」

その言葉を聞いた男性は笑って「わかりました」と他の仕事に従事しています。

 介護の現場である時から車椅子の生活になる方を何十人と見ました。

その後、再び歩く姿を見たのはたった1人です。

歩けなくなったら嫌だと明確な意思があったからです。

しかし、それ以外の方は諦めにも似たような境地でそのまま歩く事を辞めてしまいました。

その後の人たちを見ると徐々に卑屈になり、生気を失っているように見えました。

 私たちもいつ歩けなくなるかわかりません。

特に高齢になってからは怪我をすると二度と元に戻れない場合があります。

年齢に応じてやれる仕事、やるべきではない仕事があります。

重い荷物を運ぶ仕事などは若い人に任せるべきです。

体は機械ではないので部品の交換は出来ません。

ならば適材適所で仕事を任せるべきです。

 

 

最後に

 

 

 今回の記事は昨日、親が米袋(30㎏)を運ぶ姿を見て書こうと思いました。

今は年齢相応の腰痛はありますが元気に歩いています。

しかし、腰を壊したら歩く事は難しいですし、おそらく今の家で暮らす事もできなくなります。

今の楽しみである旅行にも行けなくなります。

私もアラフォーですが、働き盛りで重い物を運ぶならまだ十分な筋力はあります。

こんな仕事はたかだか数分で終わります。

面倒だなと思っているうちに終わるので、代われば良いのです。

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。