おはようございます。
そろそろ年末に向けて慌ただしさが加速してきたような気がします。
車の量も増え、行き交う人々の歩くスピードも速くなると年末という感じですね。
この忙しさのおかげで日々の寂しさを紛らわせる事が出来ます。
さて、今日は仕事に関してです。
もくじ
基礎は大事
何事も基礎が大事と言われています。
スポーツでも勉強でも小さい頃から何度も言われていたと思います。
当然の事ながら仕事においても基礎は大事です。
とくに仕事の場合は責任を問われる場合もあるので、基礎を疎かにした失敗は自分の信用を失う結果を招く事になります。
そのために基礎的な事は一番最初に教えて尚且つ徹底するのです。
介護業界の一番の基礎
私の職場での基礎は安全を第一確保する事です。
利用者が怪我無く無事に過ごす事が一番の土台になります。
毎度家に帰る時に怪我を作る施設に誰も子ども預けません。
なので、一番の最初に教える基礎は怪我を予知して行動する事を教えられました。
これは実に多岐にわたります。
おもちゃの遊び方でも硬い物を投げて遊ばない。
戦いごっこで武器は使わない。
など、遊びだけで項目を挙げていけばキリがありません。
しかも、これだけでなく車に乗るや親御さんへの受け渡しの時なども注意が必要です。
目も当てられない出来事
昨日、家まで到着した送迎車から利用者が飛び出して家に向かった場面を見て当該の親から心配する内容のメールが届いたと連絡がありました。
その利用者は興味を持ったものに飛びつく習性があるので、私の場合は必ず手を繋いで家まで送っていました。
しかし、どうやらその時の送迎担当の方は手を放す瞬間があったようです。
今回は怪我はなかったようですが、一番怪我に繋がりやすい案件です。
かつて車から飛び出す利用者がいて運悪く滑って転び怪我をしたケースがありました。
これは裁判沙汰にまで発展までしています。
ちょっとやりすぎな面はありますが、そこまで警戒して行動する必要があるのです。
しかし、こんな基礎をいつまでも教えないために過去に同じよな事を他の親御さんからも連絡を受けています。
同じ失敗は信用を失う
今回の一件で改める事が出来れば良いのですが、難しいと思っています。
なぜなら根本部分を伝えていないからです。
利用者の安全を考える癖をつけていないために、今回のような車の時だけ気をつけようとしか考えていません。
安全を確保するというのはいついかなる場合でも考えなければなりません。
外を歩く時も、公園で遊ぶ時も、室内で遊ぶ時も、昼ご飯を食べる時などありとあらゆる場面で危険が無いか常に見渡し、予想して先回りして除去する必要があります。
この仕事での重要な基礎は危険の察知と安全の予想なのです。
最後に
基礎は簡単ですが奥が深いです。
単に聞き流してわかったフリをしていると思わぬ場面で足元を掬われます。
今回の出来事が二度三度続けばいよいよ信用を失います。
不信は噂として流れ悪評が立ち、下手をすれば行政の査察が入る場合もあります。
そうなれば利用者も離れ、いよいよ閉鎖も現実味を帯びてくるでしょう。
今回の一件は基礎を疎かにしてはいけないという事を再認識する良い機会でした。
ここまでお読みいただきありがとうございした。