こんばんわ
今日も今日とて金曜日!
明日はいよいよ、待ちに待った日がやってきます!!!
そう、それは歯医者に行く事です。
歯の治療は久々ですが、私がこの世から去るまで大切な相棒なのでしっかりと治療をして最後まで一緒に過ごせるようにしたいと思います。
さて、今日の記事は最近本を読んでしっくりこない事を紹介します。
今日の記事の話題
”少なくはありません”ってどっち?
”成功者にビジネス書を読んだ人は少なくはありません”
これは先日読んだ本に書いてあった一文です。
私はパッと見て、うん?とすぐには理解できませんでした(涙)
たくさんの活字を見ているとたまにわからない漢字が出てくる事はよくあります。
そんな時はスマホで調べる事はありますが、文の意味がわからない場合は考えないと先に進めず熟考する事があります。
それが今回の文です。
始めて読んだ時には、少なくありませんだから多いのかと流し読みしていたのですがどうも胸にモヤモヤとするので戻って読み直していました。
なぜ、多いと書かずにこんな書き方をしたのかとずっと考えていました。
何かの手法を使っているだろうか?
少なくありません・・・・
そう、この言葉は二重否定です。
マイナスとマイナスの意味を合わせてプラスの意味にする。
今回の”少ない”と”ありません”という2つの意味を合わせて筆者が言いたいのは
成功者はビジネス書を読む人が多いと伝えたいのだろうと推測します。
前後の文からもそう読み取れるのでニュアンスは合っていると思います。
二重否定とは
否定の言葉を2つ重ねて肯定をする意味を持たせると書かれています。
〇例文
この仕事ができないとは言っていない
”できない”と”言ってはいない”という2つの否定の言葉で”できます”という言い方をしています。
はっきり言えよ!と思う言い方ですね。
上司にこんな言い方をしたら空気がピリッっと張り詰めると思います。
真の意味を読み取る必要がある
先ほどの例文を使います。
この仕事ができないとは言っていない
そう、この言葉には後ろに続く本音があるはずなのです。
この仕事はできないとは言っていないけど・・・時間が無い
など、本当の理由が言えない場合が考えられます。
ネットで調べると、
- 含みをもたせる
- やんわりと指摘する
- 部分的に納得する
というもう少し頑張れよもしく気づいてよ的な意味合いで使われています。
キツイ言い方で場を凍らせたり、相手を傷つけたりするより、
相手を気遣ってやんわりと伝える表現方法
なのだと私は思います。
結論
以上により二重否定は対面の場合に使う方が有効的だと考えられます。
最後に
30歳になってから原因はわかりませんが、なぜか読書を始めました。
学生時代はテスト前以外には教科書も開かなかった人間だったはずなのに(笑)
そして気が付けば年間で80冊を超える本を読むようになりました。
主に好物の推理小説が多いのですが・・・
色んな本を読むようになって今回の2重否定に出会いそして気づいた事があります。
2重否定は読み手にわかりずらい!事です。
その場で教える立場であればもう少し補足もできますが、本の場合は書かれている事でしか筆者の意思が伝えられません。
元々、やんわりと相手に伝える手法なので意味が伝わりずらい部分があります。
もしかするとこの手法を私も過去の記事で使っているかもしれないのでリライトする必要があるのかなと思っています。
せっかく読んでくださる方がいらっしゃるので分かり易い表現方法を使うよう心掛けたいと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました。