こんばんわ
今日も読み終わった本の紹介をしたいと思います。
結婚式、葬式、通夜、祝い事など様々な儀礼式典があります。
そのどれも守らなければならないルールがありますよね。
私も長年生きてきて参加はしていますが、前の人にマネをしてその場を凌いでいました。
いつかは知っとかなければいけないと思う内容でした。
今日の記事の内容
本書の内容
結婚式、結納、葬式、通夜などの人生において一度は経験する出来事に加えて暑中見舞いや入院された方へのお見舞いなども多岐に亘って説明をされています。
それでは、特に読んで参考になった部分を紹介していきます。
お見合いの断り方
本書によれば恋愛結婚とお見合い結婚の比率は9:1だそうです。
なので中々お見合いする経験もそう多くはないと想像できますが、万が一お見合いの斡旋を受けた時に断る言い方を覚えておくのも大事ですね。
自分の親なら断るのも簡単ですが、第三者(会社の上司など)からだと言いたくても言えない場合があり尾を引く可能性があります。
断り方のテンプレート
お話を頂き、本当にありがたいと思っております。
実は、付き合っている人がおります。
せっかくのお心遣いいただいたのですが申し訳ございません。
※注意
この時に、”私にはそんな資格はありません”や”私にはもったい話です”と自分を卑下する断り方だと謙遜と受け止められ、そんな事はないよと引くに引けない状態になる可能性があるので、きっぱりと伝えましょう。
私には当分来ることのない案件なので心配はありません(笑)
もらうだけじゃない!?香典、結婚祝いのお返し
結婚披露宴などのお祝いは引き出物など返す事は知っていました。
しかし、葬式で送られる香典もお返しをすると恥ずかしながら今知りました。
私の所は仏式なので49日が過ぎてからお返しをするようです。
香典返しやり方
香典返しは仏式なら49日の忌明けを過ぎてからが一般で、金額的には頂いた香典の半額か3分の1くらいをお返しするようです。
送るものも実用的な日用品(タオル、石鹸、砂糖、食用油、緑茶など)で好みに左右されないものが適当との事です。
そして表書きには「志」「忌明志」「満中陰志」などを使います。
※特例
香典返しをしない場合もあります。
亡くなった方が、一家の大黒柱の場合はお返しがなくても失礼にはあたりません。
その場合は礼状を送りその旨を伝える事で良いとされています。
食事のマナー
私も多少は知っていますが、それでもごく一部で知らない事ばかりでした。
箸のタブー
- 探り箸(料理の中に何があるかをさがす行為)
- さし箸(料理に箸を突き刺す事)
- 涙箸(汁物などをポタポタ垂らしながら食べる事)
- なぶり箸(箸先をしゃぶったり舐めたりする事)
- 迷い箸(あれこれと迷って、いろいろな料理をつつく事)
- 寄せ箸(箸で小皿などを手前に引き寄せる事)
- 渡し箸(茶碗などに橋を渡すように箸を置く事)
1~6までは何となく知っていましたが、7に関しては時々やっている事もあり注意をしなければなりません(汗)
魚料理の食べ方のマナー
魚料理は食べ方が綺麗かどうかがはっきりと判断されます。
そんな魚料理を食べる時にも当然ですがマナーがあります。
魚には骨があります。
半身を食べると骨が出てくるので食べづらくなります。
そんな時に、魚をひっくり返して食べるのはタブーです。
骨を取り除き、端に寄せて食べるのがマナーです。
これは和洋ともに言えるマナーなので覚えておいて損はないでしょう。
最後に
今回は私が特に印象に残った内容を紹介しました。
他にも結婚式や葬式のおおまかな流れや準備の仕方などが書いてあり、とても参考になります。
式典の準備する側になると大変だという事も書いてあります。
お金に関する悩みは多いようで特に結婚祝い金、などのお金に関する事も年代別に概算が出ていますので参考になると思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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