こんにちわ
今日はスーパー時間管理術という本を読みましたので紹介します。
ただし、1つ注意してください!
書かれている事全てが自分に合うわけではありません!
前回、ビジネス書を読んでも出来る人になれないという本で書かれていましたがスーパービジネスマンは1日で変われる事はできません。
試して、合わない時は無理に従う必要はありません。
無理に何でもかんでも詰め込むとキャパオーバーでより悪い効果を出してしまいます。
十人十色という言葉があるように人には人のやり方があります。
100%合う方法があるならみんな既に取り入れています。
そうはならないから、こんなビジネス書が溢れかえる世の中になっています。
長い前置きで申し訳ありませんでした。
ではさっそく中身に入ります。
今回の記事の内容
この本を読んで一番心に残った言葉
時間は管理できない!出来るのは自分の行動だけだ!
結局、時間の管理術って書いてあるけど管理できないじゃん!と無粋な私は読んでいて揚げ足取りをしていますがこれは事実です。
目標のない人生は漂流人生である!
時間の節約術を色々紹介していますが、その節約できた時間を何に使うか重要である。
娯楽のための時間、誰かと過ごす時間、キャリアアップのための時間など自分で使う時間を豊かにしなければ意味が無い。
大多数は仕事中に時間管理はしていますと答える
仕事をしている人はみんな無計画に取り組んではいません。
仕事はどれも期限があり永遠にやらなくても済むものはありませんよね。
なので、各々が計画を立てていると思います。
しかし、1日終わって振り返ってみるとやるべき仕事が残って疲れてもうできないから明日やろうってなっている時はありませんか?
このやるべき仕事が終わっていない状況が問題です。
- 残業をする
- 家に持ち帰る
では、根本的な解決に繋がりません。
ではどうすればいいのでしょうか。
本書に書かれている時間を奪われる20の原因
時間が足りなくなる原因として本書では20項目挙げています。
- トラブル処理
- 電話による妨害
- 不適切な計画
- 仕事を引き受けすぎる事
- 予定外の訪問者
- 仕事を委任できない
- 整理能力の欠如
- 自制心の欠如
- 仕事を先に延ばす
- 「ノー」と言えない
- ミーティング
- 未完成のまま仕事を放り出す事
- 事務処理
- 人手不足
- 社交的ミーティング(不要な雑談)
- 不明瞭な責任と権限
- コミュニケーション不足
- 進行状況の管理と報告が不十分
- 情報不足
- 移動時間
全部でなくてもいくつかは当てはまる人も多いのではないでしょうか。
時間を奪う問題解決に重要な事は5つ
- 優先順位
- 計画作り
- 集中できる環境作り(静かな時間)
- 自分の仕事量の把握
- 周り人の協力
1.優先順位
仕事には期限があったり、得意先からの仕事あったりと重要度があります。
どの仕事を優先して取り組むかを把握していないと労力の割に成果がでない場合が出てきます。
2.計画作り
特に計画に関してはかなり詳しく書いてあります。
分刻みのタイムログを作成し、電話、来客、息抜きの雑談など自分がどれだけ仕事に関係ない事をしているかを把握するが有効だと示しています。
他にも長期(10年程度)、中期(3~5年程度)、短期(1ヶ月~6ヶ月)などを設定することです。
これにより今の進捗が遅いのか早いのかの判断ができ、先を見極める事で迷わずに仕事に取り組めます。
もし遅れているなら正確な報告もでき、上司に指示を仰いだり協力を要請できたりと対処方法も分かり易いですね。
3.集中できる環境作り(静かな時間)
集中してやる仕事は通常の3倍の生産性があると言われています。
周りから邪魔が入らず、没頭する事ができるから当然ですね。
この環境を作るために、電話の来ない早朝に仕事をするという人もいます。
実際に私の過去に出会った上司は朝早くに意図的に事務所に来て仕事をしていました。
4.自分の仕事量の把握
休みなく働き続ける人間はいません。
必ず休息が必要です。
自分の仕事量を把握できていないと休む暇が無くなり生産性が低下します。
他にも、他人に仕事を任せられない人は全て抱え込み結局は自爆します。
自分の仕事量を見極め誰でも出来る仕事は手の空いている人に任せましょう。
5.周りの人の協力
先ほどにも書きましたが、1人だけで出来る仕事には限界があります。
そのため周りの人、上司、部下、同僚など様々な人の協力が必要となります。
今は自分にしか出来ない仕事が経験を積めば誰かが出来るようになるかもしれません。
そうすれば、あなたが手が離せない場合でも仕事が終わるようになります。
さらに、あなたしか出来ない仕事を他に任せて新たに高度な仕事に取り組めるようになれば今までよりも大きな成果を上げられるでしょう。
この5つが先ほどの20項目の解決に繋がっています。
1番のトラブル処理には計画段階であらゆる状況を考える。
しかしどうしても予期できない場合もあります。
その時は優先順位を繰り上げて先延ばしにせず対応する。
周りの人にアドバイスや協力をしてもらいトラブルを処理する。
と複数絡めて問題を解決し時間浪費を回避するようにします。
ここまで書きましたが時間管理術はあくまでも自分の時間を確保するための方法です。
自分の時間に優先順位の高い仕事をして生産性を可能な限り上げる事です。
今の時流のような効率良くたくさんの仕事をこなすという方法ではありません。
人は仕事もプライベートも充実しないと豊かな生活は送れません。
仕事だけが生きがいだ!と家庭を省みず毎日長時間の仕事をしている人はワーカーホリックという病気です。
いずれ体か心が限界に達するでしょう。
そんな晩年を送って楽しかったとは言えないですね。
最後の最後に笑っていられるように、大切な事に時間を使いましょう。
本書を読んだ感想
最初にこの本を選んだ時はスーパーマーケットの時間管理をする本と思っていたのですが全然中身が違っていました(笑)
こちらの本は洋書を翻訳したので会話調の例示の際は少し洋ドラマっぽい雰囲気があって少しクスっっとなる部分もあります。
20年も前に書かれた本ですが、今でも通用するものがいくつもあったのは確かです。
しかし、380ページもあるので読み終わるのに相当時間が掛かります。
なので購入はしなくてもいいんじゃないかなって思います。
先ほどの20の原因と解決策は本書でもっと詳しく解説してあります。
もっと知りたいと思った方は手に取ってみてください。
スーパー時間管理術―もう時間がないとは言わせない! (トッパンのビジネス経営書シリーズ)
最後に
時間管理の細かい手法が載っていますが、私は試す事はしません。
だって、分刻みのタイムログ作るのは面倒なんだもん(笑)
ただし、計画については作ってみようと思います。
今まで漠然と1日1投稿のブログで果たして目標の収益を上げられるのかと言われれば明らかに無計画と言って良いでしょう。
もう時期副業を始めて1年になります。
1人で仕事をする体力は作れました。
次は自分が進む道を作り、注力をする段階です。
ここまでお読みいただきありがとうございました。