こんばんわ
今日は、GOTOトラベルで現在起こっている問題点について書いていきます。
観光事業に対する復興支援策として始まった政府の肝入りの政策として大々的に宣伝されています。
その政策で今ある事件が起きています。
気になったので自分で色々と調べてみました。
目次
GOTOトラベルキャンペーンとは?
第一弾は2020年 7月22日 出発から利用が始まりました。
第二弾は2020年 10月 1日 出発から利用が始まりました。
旅行をした場合に自己負担が減るのでみんな旅行してね!という内容です。
これでは簡単すぎますね。
もう少し詳しく金額を説明すると自己負担が65%で35%は給付金として支払います。
50000円の旅行を申し込むと17500円は国が負担します。
というのが簡単な説明です。
第一弾では、旅行代金の35%還付の内容です。
第二弾ではさらに旅行代金の15%分の地域クーポンが発行されます。
実費負担は65%で変わりませんが、35%の還付+15%の地域クーポンが付与されます。
どちらも申請後に還付されるので、最初は全額自己負担です。
地域共通クーポン券とはなんぞや?
簡単に言えば、金券にとても近いものです。
しかし、換金性の高い物には使用は不可とされています。
GOTOトラベル地域共通クーポン取り扱い店というマークのあるお店で利用が可能です。
使える地域は、旅行先の隣接している都道府県になります。
しかも、航路も含まれるため
東京都-静岡県、和歌山県-徳島県、香川県-兵庫県、愛媛県-山口県・大分県
も利用可能となっています。
全国どこでも良いというわけではないので注意が必要です。
地域共通クーポン券を不正でGET!
ニュースを見ると、地域共通クーポン券の不正取得が問題になっているようです。
地域クーポン券は、紙でもらうタイプと電子タイプでもらう事が可能です。
紙でクーポンを貰う場合は
- 旅行予約を申しこんだ後にもらう
- 宿泊施設にチェックインの時にもらう
上記の2種類の場合になります。
顔も名前も一致しなければならないため不正を考える人はほとんどないでしょう。
電子タイプで地域クーポン券を貰う時には
WEB上で予約完了がし、予約確認メールに電子クーポンサイト(クーポン発行画面)のURLが添付されております。必要事項を入力してクーポンを取得してください
(地域共通クーポン券 サイト原文を引用)
となっています。
この電子タイプで今問題が起こっています。
事件の実態
予約完了した後に自己完結でクーポン券を受け取りにいけるようになっています。
チェックイン当日のの15:00にクーポン券をWEBで受け取れてすぐに使用可能になります。
そして、本来自己負担部分を踏み倒す事が問題となっています。
ニュースの記事だと、申込をした時の登録住所などは全て嘘の内容でメールアドレスも捨てアドレスだというのことです。
しかも、当日には連絡なしでキャンセル料も当然払うことはないそうです。
被害に遭っている宿泊業者は高級な所もありクーポン金額にして数万円~数十万円になることもあるそうです。
しかもこちらの地域共通クーポン券は期限があり、チェックアウトした日の23:59分には消滅します。
取得してすぐに利用して何かしらに消費している可能性があります。
最後に
国から受け取れる給付金を利用した事件です。
GOTOトラベルのガイドラインにも、キャンセルなどで本来受け取ることができない地域共通クーポン券は返還してくださいと明記され、もし返還せずに利用した場合は不正受給したとみなし詐欺罪に問われるとされています。
悪い事を考える人は本当によく考え練りに練っていると思いますが結局は正規の方法ではありません。
見つかったり、バレたりすれば法に裁かれます。
これから国は必死になって犯人を特定することでしょう。
悪事はいつかバレます。
バレなくても、ビクビクしながら生活するのは精神衛生上よくありません。
こんな愚かな行為で人生を棒に振る事がないよう気をつけていきましょう。
ここまでお読みいただきありがとうございました。