こんばんわ
今日は、昨日読み終わった本の紹介をします。
人は見た目がいかに大事なのかと訴えている本ですね。
それよりも著書が”さいふうめい”のペンネームである事がわかりました。
どこが見た記憶があるなと思って読み進めると
学生時代に読んだ漫画の雀聖と呼ばれた男 坊や哲の原作者だと知って少し新近感が湧く部分が最初にありました。
前置きはここまでにして先に進みましょう。
今日の記事の内容
人は見た目が9割の真の意味
人は見た目ではわからないという言葉の方が有名ですし真意を言っていると私は思っています。
ではなぜ、著者は人は見た目が9割という鮮烈な言葉を使うのか?
それは言葉とその他の情報伝達量の差があるという意味です。
言葉のみだとわずか7%しか伝えられないというデータがあります。
では他の93%はどこから情報を与えているのかというと
顔(表情)55%
声の大きさやテンポ 37%
言葉、話の内容 7%
声の大きさやテンポも言葉じゃないの?と思われるかもしれません。
この場合、言葉、話の内容を本などの活字をイメージしてもらうと良いでしょう。
例えば上司が怒っているとしましょう。
その上司が、怒っていると文字を見せるより
↑写真のように顔と声の方が伝わりますよね。
こんな場面は私もよく体験していましたね。
これだけ5感に伝える情報は影響が大きいわけですね。
言葉は嘘をつける
言葉が信用度が低い理由の1つは嘘をつくことが可能だからです。
なので相手の真偽を確かめる必要があります。
逆に声や見た目からは真贋の見極めやすい部分があります。
- 嘘をついてる人間は冷や汗や動悸を抑えられない
- 緊張しているとついつい貧乏ゆすりをしてしまう
- 相手の話がつまらないとついつい髪の毛を触ってしまう
など、例を挙げれば切りがありませんね。
言葉でいくら嘘で取り繕っていても態度でバレてしまう典型です。
なので、言葉だけの情報では信用力が低いと考えられます。
大事なのは言葉以外での相手に与える所作と考えます。
ここで私が特に興味深い項目がありました。
著者は男女の嘘の見分け方が巧拙を解説しています。
女性の嘘を見破れない理由
ここまで書いた内容で見た目からの情報がいかに多いという事がわかったと思います。
そして、特に興味深い部分があったので紹介します。
男女のカップルはなぜ、あそこまで近い距離でいてもストレスを感じないのか。
それは恋の病だからである。
一般的な付き合いの人なら1秒程度目を見合うだけでストレスを感じ自然と離してしまうでしょう。
それだけ不思議な魔法がかかっていると考えられます。
そんな恋愛関係でも時間と共におかしくなる場面はあるでしょう。
そしてついにある日、相手が嘘をついていたとします。
男性が嘘をついた場合
- 自分が悪い事をしたと思い相手の目を逸らす
女性が嘘をついた場合
- 相手をじっと見つめて取り繕うようにする
この動作のを比べてどっちが信用されるかは一目瞭然ですね。
男性は嘘がバレバレで修羅場必至、女性はその後も上手く付き合う事ができそうです。
このように相手の見た目からの情報により良くも悪くも転んでしまいます。
人は見た目が9割という本を読んで
この本は実に多くの言葉だけじゃない情報伝達手段が書かれています。
- マンガの場合の吹き出し、コマ割りによる演出
- 色から見る重要なものとそうでないものの差
- 匂いが与える力
少し話が多岐に亘るので特に印象が残った部分を今回は記事にしまいた。
そして、著者が一番伝えたいのは
言葉以外の情報が多いことに気づいて欲しいという事です。
言葉以外の伝達方法をノンバーバルコミュニケーションと言います。
ノンバーバルコミュニケーションと言葉を上手く使う事でさらに人は深く関りを持てるのではないでしょうか。
最後に
この本を読んで一番印象に残ったのは、男女の嘘の見抜き方でした。
コミュニケーションの事じゃないんかい!!って思いますよね。
この男女のレベルの差は根が深く男尊女卑の時代に女性たちが男どもに対抗するために積み上げてきた物なのです。
だから数百年の歴史があります。
そんな北斗神拳とまではいかないがDNAを受け継いだ嘘を見抜くなんて今はできないだろうなと思います。
”今は”です。
この著者も書いていますが、鍛える事はできるんです。
数百年の歴史と闘っても面白いかもしれませんね。
ここまでお読みいただきありがとうございました。