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”お経は最強のビジネス書だ”を読んで【参考読書時間:2時間】

 

こんばんわ

 

”今日はお経は最強の実践ビジネス書だ大リストラ時代を生き延びる知恵”と言う本を読んだので紹介します。

 

今日の記事の内容

 

 

 

お経は素晴らしい事を言っていると思うが・・

 

 

私の家の場合は、毎月決まった日に和尚さんがお経をあげに来ていました。

両親、兄弟も揃って正座しお経を聞いていましたが全く意味がわかりません。

 

内心では早く終われと思っていたくらいです。

学校でもお経について学ぶ勉強がないので、自分で興味を持たない限りは意味を知る事はおそらくないと言えるでしょう。

 

 

本書を読んだ感想

 

 

この本では読む事で悩みの解決をしたり、モチベーションを上げたりする効果はありました。

それは普遍的な悩みに対しての考え方を記してあるからです。

ただし、よくよく読むと当たり前のような事がほとんどです。

なので途中からはよくある自己啓発本だと思って読んでいました。

 

内容は過去の偉人たちの言葉が書かれた後に説明があるタイプです。

聖徳太子最澄空海蓮如、など教科書でお馴染みの方々が出てくるので読みやすいかもしれません。

 

 

私にとってありがたいと思った言葉5選

 

 

1.人の悪きことはよくよく見ゆるなり、我が身の悪きことは覚えざるものなり

 

こちらの言葉は蓮如が説いた言葉です。

意味は相手の欠点は良く見えるが自分の欠点には中々気づかないという事です。

 

言葉としてはよくあるものですが、著者の体験談が興味深いものでした。

著者は過去に雑誌のインタビュアーをしていたのですが、自分は不勉強なのでと予防線を張って仕事をしていたそうです。

不勉強の言い訳を活用したように見えますね。

それによって、変な質問をしても笑われないようにしていたそうです。

しかし、ある時に複数のインタビュアーがいる所にいつものように予防線を張ると先輩に叱られたそうです。

 

インタビューするのに勉強しない馬鹿がいるか!

相手に媚びるのは御用聞きだ!

 

無知の知という事もあるが、知らない事は恥ずべきことではい。

知らないを気づいても放置する事が問題なのである。

 

 

2.速きを欲すれば即ち達せず、又緩やかなれば急ぐことを縛(いまし)めるべし

 

 

達磨禅師論に書かれている言葉です。

同義語で、急がば回れ!あわてる乞食はもらいが少ないという諺があります。

 

しかし、今の現代は速い事が良いとなっています。

科学の進歩により多くの時間短縮が進みました。

交通機関の発達、インターネットの普及など様々な要因があります。

時間短縮は即ち自分の時間の確保に繋がります。

 

これは生への執着と考えられると著者は考えています。

人間はいつかは死にます。

その死に抗うための執着が生んだのが時間の短縮ではないのか。

生への執着は飽くなき物欲と同じくらい無限にあるものとして戒める言葉と考えられます。

無い物ねだりを辞めようって事ですね。

 

 

3.愚かな者は、勤め励む事を知らずただ良い結果だけを求める

 

 

雑宝蔵経に書かれている内容です。

努力もせずに良い結果が得られないのは誰もが知っている事実です。

しかし、人間は様々な所で神頼みを使います。

著者の体験でとあるお寺でお願い事をする時に、住職に注意をされます。

「あのな、仏様にお願いします!はあかんよ。そんなん聞いてくれるかいな。頑張りますから、よろしく!これが正しいお参りの仕方じゃ」

 

やるべきことは全てやってこそ結果に反映されます。

何もしない人はどうにもならないだけですね。

 

 

4.物の荒廃は必ず人に由る、人の消沈は定んで道に在り

 

 

こちらは空海の言葉です。

同義語で類は友を呼ぶという諺があります。

1流の人には1流が集まる。

自分が1流になりたいなら1流の人たちに付き合うようにする。

 

3流の人が集まる大衆酒場では身なりも適当でOKです。

しかし、1流の人が通う料亭やレストランでは紳士の正装が必要です。

最初は紳士のマネがいずれは本当の紳士を作り上げる。

 

自分が成りたい姿、進みたい未来は自分で定めた道によって定められる場所行きつくのです。

 

 

 

5.和泥合水

 

 

碧巌録に書かれている言葉です。

迷える人々を救うのなら水や泥にまみれる覚悟が必要だ!という意味です。

今なら目標があるならリスクを恐れずに挑む事が重要だ!という事です。

 

本書の中ではあるドジョウ釣りで例示しています。

ある川にドジョウ釣りが2人います。

1人は自分でドジョウを探して釣ります。

もう1人は、先にドジョウを見つけた人の所へ行って釣る人です。

 

 後者の方が探す手間も省けて服だって汚れないので楽ですが、誰かが見つけるまでは待ち続ける事になります。

お腹が空いても誰かが探すまでドジョウを捕まえる事ができません。

 

昔からリスクを恐れずに挑戦しなさいと教えられているわけですね。

 

 他にもまだまだ多く書かれています。

興味のある方はリンクを貼っておきますので、手に取って読んでみてください。

お経は最強の実戦ビジネス書だ―大リストラ時代に生き延びる知恵

お経は最強の実戦ビジネス書だ―大リストラ時代に生き延びる知恵

 

 

最後に

 

 

本書を読んで今の副業にも少し考えさせられる部分がありました。

私はYouTubeで動画を投稿して現在苦戦中です。

ところが簡単に収益化する方法もあります。

 

テレビやCS放送などの録画を放送する方法です。

理由として企画~編集まで全て完成されています。

それをボタン1つで録画しアップすれば終わりますよね。

私だって今までのように何時間も掛けて作業をする必要はありません。

しかも今より再生数もチャンネル登録数も稼げます。

 

しかし、この方法はオリジナルではありません。

当然ですが、著作権に引っ掛かり削除申請もあるため都度訂正しなければなりません。

 

さらに大事な事があります。

それは自分自身のチャンネルではなくなるという事です。

録画しているコンテンツが無くなれば一気に衰退します。

 

誰かのマネは確かに成功の近道です。

しかし、いつまでもマネをしていては自分の力にはなりません。

 

私も早く成果を上げたいですが、楽な道を選ばないようにしたいと思います。

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。