こんばんわ
今日は今週の話題にあった”ページをめくる手が止まらないぜ”について書いていきます。
漫画を本格的に読みだしたのは大人になってからです。
ジャンプ、サンデー、マガジン、コロコロなど小学生の頃に流行っていた週刊誌や月刊誌はほとんど読んでいません。
周りに購読していた人もあまりいなかったので、回し読みする機会もありませんでした。
今回はトイレでじっくり読んで欲しい漫画を書きます。
今回の記事の内容
地獄甲子園
多くの人は名前を聞いた事ぐらいはあるのではないでしょうか。
野球漫画の王道で甲子園を目指すストーリーものです。
星道高校は今年有力な選手が育ち甲子園優勝も夢ではないくらいの勢いでした。
ところが、予選の対戦相手を知って愕然とします。
相手は数年前にボコボコにされた外道高校だからです。
ボコボコも試合に負けたのではなく、悪逆非道のプレイスタイルで試合続行不能になり敗退しました。
そんな相手が対戦相手で校長が慌てる所からスタートします。
主人公は野球部に入部した1年生のメガネ君です。
先輩の打撃練習で飛んだ球が不良学生にぶつかり、謝りに行きます。
不良はメガネ君に詰め寄り、あーだこーだ文句を言いますが、そこへ十兵衛という生徒が現れてメガネ君を不良から助けてくれます。
しかし、よかったとは言えない状況に陥ります。
その不良は親分や仲間を呼び十兵衛と勝負をする事になります。
校長や教頭にも知られ、学校中の騒ぎになってしまいます。
そして、戦いの末十兵衛が必殺技を繰り出し番長は息絶え、なぜか即転生し良い奴になっています。
校長は彼らなら外道高校に勝てる可能性があると頼み込みます。
ここから打倒!外道高校のために十兵衛や番長が動く事になります。
漫画太郎クオリティー爆発
1巻はストーリー性もあり面白かったです。
しかし、2巻以降がぶっ飛びまくっています。
外道高校と試合当日なのに十兵衛たちは現れず、校長が星道ナインに事情を説明しますが選手たちは校長を倒し試合を始めてしまいます。
過去に戦った外道高校よりも残忍さは格段に上がり、誰一人と生きて帰ってきませんでした。
試合を観戦したおっさんは「なんて試合をしやがる」と球場に乱入し、抑えに来た審判を殴る。
教頭は十兵衛君たちを探し、途中で飲んだ水でお腹を壊し絶命する。
私のおススメポイント
本作品は野球漫画ですが、最後の方はかろうじて野球要素が残っている程度です。
これは既定路線なので問題はありません。
特に私が思い入れのある所は星道高校の生徒がエロ本を読んで先生に見つかる所です。
通常パターン、泣いているパターン、笑っているパターン、怒っているパターンと表情豊かな画太郎先生の作画が楽しめます。
怒りながらエロ本を読むシーンは何度見ても笑ってしまいます。
上記のシーンがコミックの半分くらい使われています。
地獄甲子園 コミック 全3巻完結セット (ジャンプ・コミックス)
まんゆうき~ばばあとあわれな下僕たち~
こちらは当時少年ジャンプに掲載されていた問題作品です。
可愛らしいキャラの娘々が萬々様に代わって下界に降りて妖怪を退治する話です。
西遊記に似た妖怪たちが村を襲ったり、ピッコロ大魔王にそっくりな妖怪が来たり、会社をクビになった村人が大声で叫んで走っただけで妖怪に憑りつかれたと間違えらる話だったりとやりたい放題です。
やりたい放題の画太郎パワー
1巻は1話完結タイプ、2巻は一応ストーリーものです。
1巻のオススメの話は、爺さんと婆さんが仲睦まじく暮らす所へきつねが爺さんに化ける話です。
婆さんは本当の爺さんを探すため、そっくりな爺さん2人を身体検査まで実施しますが見分けが尽きません。
困り果てた婆さんは萬々様に相談します。
相談を受けた萬々様は一瞬にしてきつねを見抜き偽物の爺さんを捕まえて食べてしまします。
しかし、食べたのは本物の爺さんの方できつねが元の姿に戻って話が終わります。
新装版 まんゆうき ~ばばあとあわれなげぼくたち~ 上下巻セット (ヤングジャンプ・コミックスBJ)
最後に
小学生の頃に滅多に漫画を買う事がなかった私がたまたま手に取ったのが地獄甲子園です。
そして、私がぶっ壊れる原因になった漫画です。
今の画太郎先生の作品も良いのですが、昔も昔で良さがありますね。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
今週のお題「一気読みした漫画」