こんばんわ
夏というには少し涼しい日々が続いていますね。
来週からは30℃をまた超えるようなので、また納涼はここまでのようです。
夏と言えば怖い話ですよね。
今日は私の経験したちょっぴり怖い話を書きたいと思います。
今回の記事の内容
部屋の隅に誰かいる
この話は大学生の時の話です。
当時、私は親元を離れ1人暮らしをし学校以外の時間の多くはアルバイトをしていました。
なので、ほとんど休む暇はありませんでした。
若さもあって風邪も体調不良になることもなく健康で過ごしていました。
ところが、夏休みが明けてそろそろ秋を感じられる涼しい季節に変わり始めた頃です。
朝一番の大学の講義を受けている時に急激な眩暈と腹痛にうなされます。
直観でこれはマズいと感じました。
授業が終わった後も治る気配が無いので、今日は休もうとすぐに家に帰りました。
幸いにして学校から家まで歩いて5分なので、途中で倒れることも無く辿り着きました。
部屋に到着し少しだけ水分を摂って寝ようと水を飲むと、飲んだ水をすぐに降してしまいます。
やっぱり異常だったんだと思い、すぐにベッドで横になり数分後には眠っていました。
どれだけ寝ただろうか、ふと目を覚ましますが意識が朦朧とし目も霞んでいます。
今日はバイトはないからこのまま寝ようと再び目を閉じかけた時に部屋の隅にある黒い物体が目に入ります。
霞んだ視界ではわかりませんが、徐々にクリアになってくると体育座りをした女の子が座っていたのです。
ちょっと驚きましたが、早く寝たい気持ちの方が強くそのまま眠りにつきました。
次に目を覚ましたのは夕方です。
頭もスッキリし、腹痛も無くなり無事に元通りになりました。
そういえば、さっき見た女の子は?と部屋の隅をみると・・・
そこには荷物も何もなく、人がいた気配もありませんでした。
しかし、天井には・・・・
中学生の深夜遊びの果てに
私は中学生の時に友だちと夜中に出歩く計画をした事があります。
ネオン街で遊ぶとかそんな派手な遊びをするのではなく、夜にくっちゃべって過ごそうという単なる悪ふざけです。
深夜遊びを決行する日、夜の11時頃です。
家の中はもう真っ暗でみんな寝静まっています。
玄関には鍵が掛かっているので、大きな音を立てないように慎重に外へ抜け出します。
無事に外に出たら、自転車に乗って友人との待ち合わせ場所まで向かいます。
私が到着すると既に友人が待っていました。
そこから、中学生3人の夜の冒険が始まります。
昔遊んだ公園や夜の小学校を廻って肝試しをしたり、夜の海をただ眺めたりと昼間には見る事の出来ない風景を楽しんでいました。
深夜2時くらいなり、そろそろ小腹も空いたので地元に唯一あるファミリーレストランに行きます。
中学生の私たちには多くのものは頼めず、1.2品頼んでみんなで分け合っていました。
多少お腹が膨れた所で、少し休憩をします。
すると友人の1人が
「あれ見て見ろよ!」
と他のテーブルを指さします。
当時、合コンが流行っていたのでしょう、6人グループの男女が楽しそうに話していました。
どうやらお開きになったようで、みんな帰っていきます。
しかし、1人の男性が席を立つことなく座って独り言を言っています。
「俺はもういいんだ・・」
「もう何もないんだ・・」
完全に酔っぱらって何を言っているのかわかりません。
しかし、言いたい事はわかりました。
どうやらお金がなくて支払いが出来ないらしいのです。
他の人はその後戻ってくる様子はなくこの酔っ払いを置いて帰ってしまいました。
「うわ~、やべぇ人いるな」
と私たちがチラチラその男性を見ていると、その視線に気が付いた男性が声を掛けてきます。
「お前ら、一緒に飲むか?」
「い・・いえ、結構です、もう帰りますから。」
そして伝票を持ってすぐにファミレスから脱出します。
外に出て安全な所からもう一度男性を見るとまだ何かを呟いています。
しばらくして店員の1人が近づき何を伝えています。
すると男性はこちらに向かって指を指してきます。
店員もこっちを見たので私たちは、急いでその場を離れます。
気が付けばもう夜は明けて、空が明るくなっています。
追手来ないようなので安心したら急に睡魔が襲ってきます。
ここで深夜の遊びは終了し解散します。
最後に
私には霊感はありません。
なので霊的な話はできませんが、実際に目にした少し変わった話ならありました。
1つ目の住んでいた所ではその後特に何もなく無事に過ごせましたし、2つ目の話の後も特に問題になる事ありませんでした。
生きていれば変わった出来事に遭遇するものですね。
ここまでお読みいただきありがとうございました。