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”尖閣ゲーム”を読んで【参考読書時間:3時間30分】

 

こんばんわ

 

今日は読み終わった本の読書感想文です。

 

もくじ

 

今回読んだ”尖閣ゲーム”

 

 

 この本に登場するのは尖閣という実在の地名です。

そう今、中国との間で問題になっているあの場所です。

私は尖閣の場所を恥ずかしながらわかっていなかったのですが、沖縄県のすぐ近くだったんですね。

それまでは中国地方の上にあるとずっと勘違いしていました。

タイトルを見た時に時事ネタの本かなと思い興味があったのですが、中身はフィクションのものです。

 

 

あらすじ

 

 

 本書の主人公である秋奈は沖縄の新聞社に勤めています。

その彼女には警察官の姉がいますが、業務の途中で死を遂げたと知らせを受けます。

警察からの話はそれだけで詳しい事を全く教えてくれません。

ただ姉を亡くなった告げられても納得が出来ない秋奈は姉の生存も含めて調査に乗り出します。

彼女は新聞社で身に付けた情報網や姉の彼氏であった堀口という警察官からも情報をやりとりし、姉が亡くなったとされる時の情報を知る人物を突き止めます。

その男性は姉が失踪した直後に警察を辞めた人間でした。

ようやく姉にまつわる謎が解けるかもしれないと思った秋奈は勇んで男性に会います。

そして、男性から話された内容は警察の言う通り既に死んでいると告げられ、姉がずっと身に付けていた指輪を渡されます。

その男性は姉が亡くなる瞬間まで一緒に居たそうですが、その死に際が異常なものだったためPTSDを発症する程の心的ストレスを受けました。

そんな過去の出来事を思い出すのはかなりの苦痛を伴い、長くは話せない状態でした。

そこで彼はさらに詳しく知りたいならとある人を紹介します。

ここから物語が本格的に動きます。

 

 

本書の読みどころ

 

 

 主人公の姉の不審死から徐々に尖閣に関わる大きな事件へと発展します。

県知事、警察、米軍基地など危険なパワーバランスが蠢く沖縄で次々と事件が起こります。

オスプレイの墜落、警察官僚の狙撃など徐々に大きな混乱に人々が慌てふためきます。

そんな中、主人公の秋奈がなぜ姉は死ななければならなかったのかを知った時に大きな力の存在に気が付きます。

そしてこの尖閣には大きな資源がある事も判明し、アメリカと日本だけでなく中国も混ざっての争奪戦が繰り広げられます。

 

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尖閣ゲーム

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最後に

 

 

 ミステリーは動機がわかるまで読み終われない。

探偵ものではありませんが、今回のような作品も面白いですね。

今、仕事と家の往復しかない私には丁度良い娯楽です。

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。