こんばんわ
今日はキャッシュカード詐取についてもう少し詳しく書いていきたいと思います。
前回の記事にも書きましたが、キャッシュカード詐取盗はここ数年で急増している詐欺の1つです。
昨年でも警察広報によれば3777件以上の被害があり、被害額も59.1億円の被害に遭われています。
目次
キャッシュカード詐取と預貯金詐取のおさらい
銀行員やカード会社になりすまし、あたかもカードを悪用されているような事を伝えてカードと暗証番号を受け取る詐欺である。
口座預金を盗む点では同じですがやり方の違いで名称が変わります。
キャッシュカード詐取盗の場合は、偽のカードを使う場合を呼びます。
預貯金詐取は、偽カードは使わない場合を呼びます。
詐欺に使われる主な変装するパターンとして
- 銀行員
- 警察官
- 販売店員(実際にある会社名を使う)
などが挙げられます。
銀行員の場合
キャッシュカードがシステムトラブルなどを理由に使えなくなったのでカードと一緒に暗証番号などを記入し一緒に送ってください。
このパターンが多いようです。
もちろん送ったカードは返ってこず、口座にあるお金は引き出されてしまいます。
警察官の場合
キャッシュカードが偽造されている等の嘘情報によりカードを作り直す必要があると言って、一時的にキャッシュカードを確認してくるパターンです。
その際に、新しいカードが届くまでと言って封筒にカードを入れるですがその封筒には実は別のカードが入ってまんまとカードが奪われてしまいます。
その後、銀行を装った人が警察に協力をしている風を装ってカードの暗証番号を聞きだしてくるようです。
販売店員の場合
こちらは最初の電話で買い物をした場合にクレジットカードやキャッシュカードを利用した履歴を確認して犯罪に使われているので協力してくださいという切り口で攻めてきます。
その後、警察官や銀行員など様々な人が登場して大事になっているように見せかけてきます。
下記のリンクに実際の事件例のリンクを貼っています。
気になる方はご確認ください。
日本郵政 キャッシュカード受取 犯罪事例
https://www.jp-bank.japanpost.jp/crime/pdf/inf_crm_pdf_jirei2.pdf
日本郵政 キャッシュカード受取 未然防止例
https://www.jp-bank.japanpost.jp/crime/pdf/inf_crm_pdf_jirei3.pdf
警察、金融機関、各都道府県の対応
調べてみると各都道府県の警察署、金融機関、市のホームページで注意喚起をしています。
そして、みなが口を揃えていっているのは
- 暗証番号やカードを受け取ることはない
- 銀行員や警察官が直接カードを受け取る事はない
と記載されています。
これらに該当する場合は全て詐欺が行われる可能性があるので気をつけてください。
となっています。
キャッシュカード詐取盗を調べてわかった事
今回の事件を調べてわかった事があります。
詐欺グループの情報源に名簿屋の存在を知り金額の大きい小さいである程度の情報を入手することは可能とも知りました。
しかし、暗証番号はわからない
ということです。
現在の詐欺ではここをクリアしないと成立がしないようです。
だからと言って完全に安心はできませんが、相手は手に入れた情報を元に外堀を埋めて最終最後の口座暗号を聞き出すのが目的のようです。
最後に
現段階で私が調べたものであり、まだまだ調べ足りない部分はご了承ください。
犯罪を未然に防ぐ場合もありますが、それでも後を絶たないのは犯罪市場ではまだ旨味があるからでしょう。
一回の金額が多く都内の人の例なら1000万円近くも被害にあっています。
詐欺と思われる電話も全国で10万にのぼる数が掛かってきています。
この数字は認知されている電話なので実際はもっと多いでしょう。
しかし、今回の場合は固定電話で行われているパターンだったのでスマートフォンの場合はあるのかを次回調べて記事にしたいと思います。
詐欺被害に遭わないためにも今後も情報を発信します!
ここまでお読みいただきありがとうございました。