こんばんわ
今日は朝から日差しもあり、週末に降った雪どもが力なく溶けて一時的に春を予感させるような景色を見ながら駅へと歩いていきまいした。
除雪車が通らない道は歩きにくくて本当に困ります。
強者は車道を歩き車が脇を走っていても顔色1つ変えずに突き進んでいます。
私はさすがにそんな猛者にはなれないので獣道に似た雪の道を進んでいました。
道はやはりノーマルが一番です。
今日は、読み終わった本の紹介をします。
目次
ビブリア古書堂のあらすじ
神奈川県の大船辺りがモデルの本屋の話です。
五浦大輔は就職した会社がまさかの倒産で現在就職活動中だ。
夏の日差しが強い日に母親に起こされてようやく起き上がる大輔は母親から祖母の遺品を整理することになる。
といっても、母親の方でほとんど片づけが終わっていてまとめた遺品のうち施設などに送る分を大輔に運んでもらうという依頼だった。
その中である一冊の本が目に止まる。
その本は、夏目漱石全集という本だ。
その本には作者本人?のサインのようなものがあり、もしかすると値打ち物かもしれないと想像を膨らませています。
本の鑑定をしてもらうのがタイトルにあるビブリア古書堂という本屋です。
大輔はさっそくビブリア古書堂に行くと若い女性が店番をしています。
その人に本の鑑定を依頼をすると、私には出来ないから明日でもいいですか?
と言われ、少し話をすると店長が今入院をして近くの病院にいる事を知ります。
その病院が近くだったので大輔はとくに用も無いので寄る事ができそうだとわかると店番の女性は連絡しておくので行っても大丈夫と話します。
そして、大輔はビブリア古書堂の店長である篠川栞子(しおりこ)さんと出会います。
ここから夏目漱石全集の鑑定をしてもらう事で2人の物語がスタートします。
私のおすすめポイント
事件帖と書いてあるので、ミステリー系である事は間違いありませんがそこまで怖い描写はなく読みやすい作品でした。
どちらかというと、大輔くんと栞子さんのどっちつかずの恋愛にやきもきする事になります。
人と関わる事が苦手な栞子さんと本が読みたくてもなぜか読めない体質を持つ大輔さんのお互いの弱点がお互いの長所によって助けられます。
しかし、この本の最後の事件で2人の信頼関係が破綻します。
いつもがら男性が主人公で浮いた話の場合は当然ですが、私の脳内で主人公は私になります(笑)
いや~、本を読んでいる時は楽しかったな~
疑似恋愛でしたが良いものです。
そして、巻末を見ると続きの話があるようで2人の進捗状況も気になります。
この本の舞台である神奈川県は以前に住んでいた事があるので頭の中で連想がしやすく地名も馴染みがありました。
ビブリア古書堂のモデルは実際にありそうな本屋ですが、作者曰く空想上のものとの事です。
神奈川県の鎌倉や大船ならくまなく探せばありそうですけどね。
最後に
読書を再開しましたが、自分の読みたいものばかりになっているのでそろそろ実用書や役に立ちそうな本も混ぜて読んでいきたいと思います。
この読書欲をあと10年早く開花させていたらと思いますが仕方ありません。
私は今から本をたくさん読みます。
目指せ年間100冊です!
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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