おはようございます。
今日は久々に書きやすい今週の話題だったので記事にしていみました。
今回の記事の内容
お弁当は特別な日
私は小学校、中学校は給食があったのでお弁当を食べる機会は社会科見学、遠足などの年に数回の一大イベントの日だけでした。
母親が作ってくれたお弁当には、おにぎり3個、唐揚げ、卵焼き、ウインナー、フルーツなど人気のラインナップとなっていました。
これだけ美味しいお弁当なら毎日でも良いなと思う時期もありましたが、給食は飽きる事の無い献立だったのでどちらを選ぶかと言ったら悩みます。
そんな給食生活も中学で終わり高校生になったら毎日がお弁当になります。
毎日作ってくれる大変さは良くわかります。
なので特に不平不満などはありませんでした。
ところがある日事件が起こります。
お弁当事件ファイル
中学生までのたまにあるお弁当の日と違い、毎日になると準備をするだけで大変です。
しかも、母親は兄弟3人に父親を含めた4人の弁当を毎朝作っていました。
なので、私の家の場合はお弁当の宅配サービスを利用しそのおかずを利用していました。
なので、冷凍食品を使わなくても、唐揚げやフライだけでなく煮物や漬物など多種多様なおかずが入っていました。
ところが、そんなお弁当で事件が起こります。
私が高校へ登校しカバンから教科書を出した時です。
すると妙な臭いが鼻の奥をついてきます。
周りに気づかれないようにカバンに顔を近づけると臭いの原因はカバンの中身にある事が判明します。
「何入れたんだよ!」と心の中に思いながらさっさと教科書を取り出して臭いの元を閉じ込めます。
誰もいない所で脱臭作業をしたかったのですが、キーンコーンカーンコーンとチャイムが鳴り1時間目の授業が始まってしまいました。
とりあえず、1時間目が終わるまでは耐えてくれ!と願い平静を装って授業を受けます。
50分の授業がここまで長いと感じた事は今までなかったと思います。
あと15分で授業が終わる所で、女子の1人が嗅ぎつけてきました。
「なんか変な臭いがする~」
その声をに応じて、周りの生徒も動き出します。
「えっ!嘘~、クンクン、本当だ」
もう、クラス中がパニックです。
「くせい~」「何の臭い?」「うげ~」と阿鼻叫喚でした。
犯人の心理ってこんな感じなのかと少し冷静な自分が怖かったです。
季節は春先で運の悪い事に私の席は風上で春の心地よい風と共に異臭を教室内にばら撒いたのです。
不幸中の幸いにもガヤガヤ騒いでくれたおかげで先生の一喝が入り私が犯人とはバレず事無きを得ました。
授業終了後にカバン(爆弾入り)を持って脱出しました。
お昼になってどれが臭いのかを確認するとすぐに原因がわかりました。
ニンジンと大根を千切りにして、酢の物で和えた漬物が爆発的な異臭を放っていました。
しかも、酢の物の汁が他のおかずにも万遍なくかかっているのでどれも少ししょっぱかった記憶があります。
家に帰って母親に頼むから酢の物を入れるのは辞めてくれとお願いしますが、気を抜いたある日に酢の物爆弾が投下されています。
今となれば良い思い出です。
最後に
お弁当の思い出の中で真っ先に思い出されるのが高校時代の事件編です。
酢の物をお弁当には入れてはいけない!
臭いが強烈だったり、汁が他のおかずに飛び散ったりとせっかくのお弁当の価値を下げてしまいます。
お弁当作りは大変だと思いますが、この点だけはご理解頂きたい。
ここまでお読みいただきありがとうございした。
今週のお題「お弁当」