会社に頼らないで生きるブログ

自分の経験談、思ったことを書いていきます。簿記を勉強中!

忘れられない日

 

こんばんわ

 

今日は記憶に残っている、あの日について書きたいと思います。

今でも忘れない思い出とは楽しい事よりも今考えても恐ろしい出来事の方が多いです。

 

今回の記事の内容

 

 

初めての始末書を書いた日

 

 

 私が20代の頃のサラリーマンだった時の話です。

ドラッグストア入社して半年ほどが経過した頃に転勤の辞令を言い渡されます。

その転勤先がとてつもなく厳しいと評判の店長がいるとは知らずに・・・

店長の厳しさは日を追うごとに激しくなり、私はどんどんと精神的に追い込まれます。

幸いにその店長が3ヶ月程で異動になり、別の店長が来ることになりますが一度崩れた調子は取り戻せず、しかも新しい店長は休日にも仕事の失敗の連絡をし必ず叱られるので段々と気が滅入ってきました。

そんな精神状態の時に事件が起こります。

1つはアルバイトの採用の電話ともう1つは商品の取り扱いの有無の電話です。

この電話の返答を留守番電話にしたのですが、相手先を間違え本部に電話をしクレームとして事情聴取を受けます。

今となってはなぜあんなミスをしたのかわからないのですが、相当追い詰められていた事は間違いありません。

この1ヶ月後にエリアマネージャーの画策で転勤になり、別の地に赴く事になります。

その店舗での唯一の救いだったのは、副店長が最後に

「お疲れさん、次の所でも頑張ってな。焦らなかったら出来るから。」

とコンビニのシュークリームを奢って頂きました。

奢ってもらった事よりもクズ社員のレッテルを貼られて私を励ます言葉が嬉しかった。

 

 

工事の失敗をした日

 

 

 私が営業の仕事をしている時です。

工事の依頼を受けて職人さんに依頼するまでが私の仕事です。

いつもお願いする職人さんが忙しくてお弟子さんに依頼する事になります。

そして、工事当日です。

現場自体もそこまで難しくない内容だったし会社も休日だったので立ち合いしませんでした。

そこへ電話が鳴ります。

「〇〇さん、部品が足りないんだけど、どうなってるの?」

えっ!?そんなはずはないけど・・と思っていますが現場にいないので判断が出来ません。

とりあえず、休日明けにすぐに発注するのでそれ以外の工事を進めるよう話します。

その日の夕方です。

職人さんから電話があり、無いと思っていた部品があったと連絡を受けます。

ほっと胸を撫でおろし、明日もお願いしますと話しその日は終わりました。

次の日は特に連絡もなく予定だと翌日に工事が完了の予定です。

しかし、翌日の朝に元受けの営業マンが怒りから電話を入ってきました。

「あの工事どうなってんの?現場がグチャグチャになってるぞ!」

いの一番で現場に行くと出来上がりはお世辞にも綺麗とは言えない状態でした。

さすがにこれではお客に引き渡せないからと営業マンにこっぴどく叱られ、再工事の依頼をする事になります。

 その再工事が終わるであろう時刻にお弟子さんの親方から電話がありました。

「〇〇君、ごめん。材料をもう一度発注してくれる?これでは引き渡しが出来ないよ。」

そして、当然ですが元受けさんからも電話があり

「二度とあいつに仕事を依頼するなよ!わかってるだろな!」

と恐ろしいまでの叱責を受けました。

その数日後に親方自ら現場に出向いて頂き工事を完了していただきました。

自分では完了できない仕事とはこれほど気が休まらないと思い知らされた出来事です。

 

 

最後に

 

 

忘れられない日はどちらも相当の苦痛を味わった日です。

ただし、おかげで問題が起こった時の対処方法など経験に繋がる部分はあります。

こんな経験もきっとあの頃の私には必要だったのだろうと今なら思います。

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。

 

 

はてなインターネット文学賞「記憶に残っている、あの日」