おはようございます。
昨晩の雨は激しかったですね。
今朝も雨は降っていますが、昨晩のような勢いはありません。
しかし、電車は運転を見合わせをしているので被害の大きさを示していますね。
今日はそんな電車の到着が遅れたり、乗り遅れたりした時のお話です。
今回の記事の内容
電車に乗り遅れる事はよくあります
みなさんは電車を乗り遅れた事はありますか?
私は何度もあります。
時刻表の時間を見間違えたり、部屋に忘れ物をしたので取りに帰って遅れたりと半年に一度はあったような気がします。
関東に住んでいた頃には、1本乗り遅れてもすぐに次の電車が到着するので余程の事が無い限り遅刻する事はありませんでした。
しかし、田舎になると電車の乗り遅れは致命傷になります。
1時間に1本しか発車しないためかなりの時間のロスをします。
駅で待つにしても売店もコンビニもないため、中々時間を潰す方法が見つからないのも田舎ならではだと思います。
近くにあるお店は居酒屋、スナック、床屋、靴屋と気軽には入れないお店なので諦めて駅の待合室で待っています。
久々に読んだ”ヒカルの碁”
駅の待合室に幸いにも漫画が置いてあります。
ヒカルの碁1~11巻まで短編集の漫画が何十冊かあるので遅刻した時は片っ端から読んでいきました。
ヒカルの碁はちょうどプロ試験の予選が終わり、ヒカルが碁会所で特訓し洪スヨンと戦う所まであります。
ヒカルが大きく成長する瞬間の対局で今読んでも色褪せる事ない良い場面です。
この後にプロ試験本選へと向かうので、続きが読みたくなりますね。
そういえば、北斗杯で終わりましたよね。
ヒカルの碁としてはこれで終わりで良いと思います。
おそらくアキラとヒカルはこれから切磋琢磨して高みを目指していくのでしょう。
しかし、私は和谷君の成長を見たかった。
和谷くんが初登場したのはヒカルが院生になった所からです。
既に院生の1組にいた和谷くんはヒカルよりも圧倒的な力量の持ち主でした。
しかし、プロ試験の終盤の直接対決でヒカルに敗れてそこで決定的な差をついてしまいます。
それでも和谷くんはヒカルの面倒見役として引き続き良き関係を築いています。
その後の話で彼はヒカルより早く2段に昇進しますが、その後目覚ましい活躍を描かれる事はありませんでした。
何より北斗杯の予選の時に準決勝の越智に負け、その越智が誰にも認められる出場権を得るために関西棋院の社くんに戦いを挑む我武者羅な態度に和谷くんは自分の態度を恥じています。
そして、北斗杯は終わりエピローグとなります。
和谷くんのヒカルに電話で
「今度、うちの研究会でリーグ戦をやろうと思う。門脇さんも呼んだ・・」
と、リーグ表を作りながら話し自分の名前をその表の一番下に書いています。
彼は自分が今誰よりも弱い、だからここから這い上がると意気込んでいると思っています。
ヒカルの碁は確かにヒカルが主人公です。
だけど、あの最後のシーンで私は完全に和谷くんの事を応援したい気持ちになっています。
ヒカルの碁は私が高校生の時に読んでいた漫画です。
私の負け続けた境遇と和谷くんを重なって見ているのかもしれません。
最後に
なぜかヒカルの碁の話になってしまいましたね。
こんな機会が無ければ読み直すこともなかったかもしれません。
これはこれで良い時間の使い方だったと思います。
誰かの不要となった漫画かもしれませんが、おかげで若い頃の思い出を取り戻した気がします。
ここまでお読みいただきありがとうございました。