こんにちわ。
みなさんは散歩は好きですか?
私は散歩が好きで特に夜の落ち着いた雰囲気の散歩が好きです。
今日はそんな散歩について書いていきます。
今回の記事の内容
散歩に適した季節になりました
昨日、仕事終えて最寄り駅を出ると外は真っ暗になっていました。
涼しい風が頬を撫で、視界に入るのはわずかな明かりだけ、他にも蝉の鳴き声が無くなり代わりに秋の虫たちが元気に鳴いています。
夏の終わりを告げるようなこの場面を心待ちにしていのだろうと思います。
これで夜空が出ていれば最高の散歩する条件が整います。
私は電車通勤なので割と歩く事が多く、こういった自然に触れる楽しみがあります。
夜空を見て、たまに寝っ転がっている犬や猫を見て、田んぼなどの景色や風で揺れる景色はそれだけで癒しの効果があります。
散歩の思い出
私がなぜ散歩が好きなのかを考えた時にいくつかの場面を思い出しました。
仕事が嫌で眠れなかった夜
営業時代に仕事が嫌で嫌で仕方ない時がありました。
そんな嫌な仕事だから休日の前日は解放感もあり、帰りの道はウキウキです。
しかし、問題は休日明けの夜です。
明日の嫌な仕事を想像すると闇と一緒に気分も落ち込みます。
そんな気分は寝て忘れるのが一番ですが、寝つきが悪くなり時計を見ると
10時・・・11時・・・12時と次は眠れない事にも不安になってきます。
そんな時にモヤモヤを吹っ飛ばす意味も込めて急に外に出て少し動く事にしました。
歩き始めた時には明日の嫌な事ばかりを考えていました。
5分、10分と歩きふとコンビニの前を通った時です。
夜勤で働いている店員を見た時に、どんな時間でもどんな仕事でも頑張っている人がいるんだよな~と感じた時にほんの少しだけ落ち着きを取り戻す事が出来ました。
30分程ぶらぶらと歩いた後はちょうど良い疲れも合わさりぐっすりと眠る事が出来ました。
高校3年生の夜の散歩
私の高校生活は右肩下がりでした。
高校生序盤は成績も順調に伸びて、ドラマチックな人生を送るんだろうなって思っていました。
しかし、そんな生活も高校2年生を境に急変します。
まず、成績が伸び悩みます。
毎日学校が終わった後に数時間勉強しても一向に良くならず、高校3年生の頃には志望大学の変更を余儀なくされます。
結局自分はこの程度だったのかなと意気消沈し、勉強もほとんどしなくなりました。
当時一緒に受験勉強をしていた友だちとも疎遠になり、孤立していきます。
そして高校最後の夏休みも終わり、秋風が心地良い季節になります。
だけど、気持ちは暗いままです。
もうあと数カ月でセンター試験ですが、成績はボロボロです。
そんな秋の夜の日に、かつて一緒に受験勉強をした友人に連絡をすると今から少し散歩をしようという事になりました。
実に数カ月ぶりに会った友人は最初はぎこちない感じでしたが、近況などを話しているとかつてのように打ち解けていきました。
そして、友人も受験勉強は上手くいってない事を話してくれました。
今の成績だと志望大学は無理だよ!と聞いて苦労しているのは自分だけではないんだな~と知る事が出来ました。
私自身も最初に掲げていた目標は既に諦めたと告げています。
結局はお互いに傷の舐め合いのような形でしたし、もうやり直す時間もない状況です。
お互いに状況やそれ以外の昔話をしながら30分程歩き、お互い家に戻っていきます。
結果としては、状況が良くなる事はありませんでした。
しかし、この夜の散歩は今までのモヤモヤを少し解消してくれました。
このまま受験勉強してもダメかもしれないが、やるだけやってみようと。
最後に
嫌な仕事、努力しても成果に繋がらない時って誰にでもあると思います。
ちょうどその瞬間って夜の雰囲気に似ていますよね。
夜の散歩にはそんな追い詰められる事はなく、まだ周りを見る余裕があります。
最初は暗い気持ちも次第にこうしたらいい、次はこうしてみようなどの建設的な考えが出てくるのも確かです。
夜の散歩はちょうど良い季節なので、これからが楽しみです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。