新年あけましておめでとうございます。
2022年がスタートしましたね。
さっそく私の副業もブログを1年のスタートとさせて頂きます。
今日は読書感想文になります。
今回の記事の内容
オール あらすじ
主人公である健太郎は大手のアパレル会社を辞めて東京で1人暮らしをしていた。
仕事を辞めた理由は飽きてしまった事だ。
就職した頃はいつかは自分のお店を持ちたいという夢まであった。
しかし、毎日同じ仕事で雑用ばかり数年が経過するうちにその情熱が失われてしまった。
そして、ついに退職し現在は失業保険で暮らしている。
その唯一の収入源である失業保険の受給期間も残りわずかとなり、仕事を探さないといけない状況に陥ります。
そこで求人誌を手に入れるために外出し、電子柱に貼ってあった
”何でも屋 花田 スタッフ募集”
の広告を見つけ怪しいと思いつつ電話をするところから物語が始まります。
本書の読みどころ!!
主人公の健太郎は仕事を辞め、自堕落な生活をしています。
そんなダメダメな主人公がたまたま出会った”何でも屋”という職場での成長を描いた物語です。
出会う仕事もゴミ屋敷の掃除や危ない運び屋、姑の相手など多種多様です。
その仕事1つ1つが主人公にとって新鮮です。
なぜなら以前の会社では経験した事が無いからでしょう。
そして、本作に登場する健太郎の仲間も彩りを与えてくれます。
何でも屋の社長 花田は明るく朗らかなイメージです。
健太郎の上には2人の先輩がいます。
1人目の先輩の長崎は明るい髪とたくさんのピアスをつけた見た目は怖いイメージですが、話すと陽気な人物で実際は職場でのムードメーカーです。
2人目の先輩である大熊は大柄で無口という人物です。
西郷隆盛をイメージしていたのですが、考えるのが苦手なようです。
こんな凸凹コンビが様々な依頼を受けてお金を稼いだり、時には事件に巻き込まれます。
オールを読むならこちらから↓
最後に
山田さんの作品はドアDなど他にも色々と読んでいます。
難しい表現などはなくスラスラと読めるので読書を始めたいと思う人にもおすすめの1冊です。
読書を始めた時の難点は読むのが辛くなった時の対処法です。
苦しいけど読み続けるには忍耐力が必要です。
その力が失われ、本を閉じてしまった時に再び読む事はほぼありません。
ならば、いきなり難しい本ではなく小学校の頃に教科書にあった物語くらいの読み進められる方が続けられると思いませんか?
本書はそんな授業中にこっそり読んでもスラスラ頭に入る内容です。
ここまでお読みいただきありがとうございました。