こんばんわ
今日は放課後等デイサービスの仕事について書いていきます。
今回の記事の内容
くれくれ利用者の対応
私の仕事では様々な部分で介助が必要となります。
荷物を片付ける、上着を着る、トイレをするなど利用者によって様々です。
しかし、中にはくれくれ利用者がいます。
〇〇やって、○○して、と自分でやるのが面倒でお願いしてしまう人が少なからずいます。
私はこの方々には厳しく接しています。
”自分でやりないさい”と言い、何度やっても出来なければ手伝うようにしています。
召使いになるな!
私たち放課後等デイサービスのスタッフは召使いではありません。
利用者の自立に向けてサポートするのが目的です。
しかし、中には勘違いして時間まで預かって家に送り届ければ良い仕事だと思っている人が多くいます。
片付けもスタッフがやれば良い、〇〇して!と要求もすぐに答える、こんな事をしては全く意味がありません。
この状態を続けると要求はどんどんエスカレートし、将来に向かって自分がやるべき事を誤解しかねません。
利用者のやっている事を私たちスタッフが出来るのは当たり前です。
それを如何に取り組ませるかがスタッフの真の腕の見せ所です。
何事も最初は時間が掛かります。
しかも、できない可能性もあります。
すぐに出来なくても、今日はここまでにして次回やってみようと続ける事が肝心です。
召使いにだけは絶対になるな!
召使いスタッフが増えると・・・
召使いスタッフは楽です。
相手の要求を聞けばいいからです。
しかし、その結果がどうなるかは簡単です。
メリットとしては自由闊達に伸び伸びと成長していきます。
デメリットとしては、自分のやりたくない事は全くやらず、自立に関しては遅れます。
そして、力の関係が崩れスタッフの話を聞かなくなります。
利用者同士の仲が良ければ良いですが、もし相性の悪い相手がいると排除しようと積極的に動く場面も見られます。
良い面も悪い面も備えている仕事スタイルですが、私は召使いはなりません。
悪い部分が伸びた場合に止める手立てがなくなるからです。
メリハリをつけて一発解決
召使いは好かれます。
なぜなら、相手の喜ぶ事をするからです。
逆に私のように嫌な事をさせるスタッフは敬遠されます。
だからと言って、誰も寄ってこない事はありません。
私はメリハリをつけているからです。
到着時に荷物を片付ける、帰宅前の片付けを一緒にやるなど一定のルールを守れば利用者のやりたい事を思いっきりやっています。
アメ(遊び)とムチ(片付け)を上手く使う必要があります。
私のアメが特上だと思わせれば言う事はありません。
最後に
私の職場にはほとんどの職員が召使いになってしまい、あれやってこれやってと言われたらその通りに動いています。
その結果、自由にノビノビと過ごしています。
その反面に誰もが嫌がる片付けも全くせず、遊びを切り上げられないと帰る時間を遅らせるなどやりたい放題になっています。
これじゃ、介助ではないな~って思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました。