会社に頼らないで生きるブログ

自分の経験談、思ったことを書いていきます。簿記を勉強中!

コロナの保険の販売中止の記事を見て【大樹生命おまもリーフ】

 

こんばんわ

 

今週は土曜日が休みなのでこれから連休になります。

明日から気温が下がり寒波が再来するようで天気は大荒れです。

私は家の中でまったりと過ごしたいと思います。

今日はコロナの保険の記事を見て思った事を書きます。

 

今回の記事の内容

 

大樹生命 おまもリーフの販売中止の記事

 

 

 怪我や特定感染症(コロナ)の補償をする保険を販売した大樹生命(日本生命)が

この保険の販売を2月4日で停止するという事です。

この保険の内容はこちら

  • 怪我で入院した時10万円
  • 怪我で手術をした時に10万円
  • 所定の感染症で入院した場合10万円

となっています。

この所定の感染症にコロナも該当します。

入院しただけで10万円って大きいですよね。

しかも保険料が月々300円程度なら政府の補償より随分太っ腹な内容です。

 

 

販売停止になる理由

 

 

 元保険屋なので保険屋がどうやって収益を上げるかを学びました。

保険屋の主な収益は保険に入っている人の毎月のお金とそのお金を運用する収益がメインです。

仮に1000人の人が加入したとします。

月300円の掛け金を1000人にもらって保険料が30万円ですが、コロナで感染した時の支払い額は1億円です。

笑ってしまう程の大赤字です。

 

 

海外では同様の保険で悪用されたケースも

 

 

 タイでも同じような保険が出来ましたが、既に販売中止となっています。

それは悪用する輩がいたからです。

保険に加入し、無保障期間を経てわざとコロナに感染するという事を繰り返し詐欺まがいな事をやっている人もいたそうです。

 

 

おまもリーフの悪用は難しい

 

 

 今回の保険もコロナになって入院になれば一時金として10万円を受け取れますが、1つ注意点があります。

コロナで入院した際には、感染症-一時入院給付金になります。

この一時金は180日ルールがあり、退院してから181日目にまた入院するまでは再度の支払いはありません。

なのでこの保険で年20万円の給付は受け取れますが、それ以上は難しいです。

それでも保険会社が加入者に年20万円を支払ったらと考えると恐ろしいですね。

会社が傾く可能性も十分にあり得ます。

 

 

今回の騒動で思った事

 

 

 私もかつて医療保険などを販売していました。

今回の保険は確かにあったら便利な保険だと思いますが、わざわざ追加しようとは思いません。

保険は入る時は内容を覚えますが数カ月もすれば内容を忘れてしまい、何に加入していたか忘れている人は大勢います。

元保険屋から言えることは1つです。

健康な生活を送りましょう!

これだけで多くの不安は解消されます。

保険はあくまでも万が一の時を軽減するためのものです。

生活に絶対必要なものではありません。

これから値上げが続くのですから、余計なお金を使わずに行きましょう。

 

 

最後に

 

 

 保険屋なのでお客様の中には保険でもの凄く儲かったと言う人もいました。

その逆も当然います。

古いガン保険だったため、ガンになったが給付の対象にならなかったと話していました。

医療保険は加入しても何年かに見直しが必ず必要です。

でないと肝心な時の保障されない事も多々あります。

こんな面倒な保険を何個も加入すると考えると嫌ですよね。

やっぱり健康でいる事が一番です。

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。