おはようございます。
今日が終われば5月もほぼ終わります。
来月はいよいよ簿記の試験もあり、久しぶりの緊張のある日が続きそうです。
そして、いよいよ夏に向かって気温も高くなってきましたね。
今日はおぞましい料理についてです。
もくじ
料理を楽しむようになったのは30歳を過ぎてから
今でこそ料理をするようになって、不味い料理を作る事は減りました。
YouTubeで料理動画を見ているうちに自分でもしたくなったのがきっかけで、今ではレパートリーもだいぶ増えました。
ただし、それは最近になってからで若い頃に作った料理は恐ろしい料理で食べる気も起らない物もありました。
特に15年以上も前はまだ自宅にパソコンもなく料理のレシピは本やテレビで見るしかありません。
その結果、材料が足りない、調理方法が違うなど様々なミスが重なり想像していない料理が出来てしまいました。
失敗料理
作る段階でミスが少ない料理は市販のカレーやシチューのルーを使う料理です。
これなら野菜を切る、肉を炒めるだけなのでそこまで難しくはありません。
しかし、この料理も私はある事をやらかして失敗します。
あれは大学2年の時の今と同じような初夏の頃です。
バイト終わりで空腹ですぐにでも何か食べたいと思っていました。
ファーストフード店に入っても良かったのですが、その日はガッツリと胃袋に溜まる物が良いと思い家に帰ってカレーを作ろうと準備をします。
お米は実家から送られているので、カレーさえあれば3杯はおかわりできる大食漢だった頃です。
家に帰って1時間程でカレーを鍋一杯に作り炊きたてのご飯にかけてガツガツと食べました。
満腹になって気分良く眠る事ができました。
翌日、朝一番のバイトに行き、そのまま学校に行って家に戻るのは夕方でした。
昨日あれだけカレーを食べたので今日は食べずに別のものを購入して、カレーは放置していました。
2日寝かせたカレーなので旨味も増しているだろう考え翌日はうどんを購入して、カレーうどんにして食べようと楽しみにしていました。
購入したうどん玉をカレーに入れてゆっくりと火をかけます。
グツグツと温まるのと同時に少しずつカレーの香りが広がります。
ここまでは良かった。
鼻腔を刺激するカレーの臭いに混ざって何やら異臭も感じます。
鍋に鼻を近づけると明らかにおかしい臭気を放っていたのです。
「まさか?」
と思いスプーンでカレーを掬い上げると若干糸を引いているのです。
もうここで食欲は無くなります。
だけど、貧乏学生だった私は熱を入れれば食べられると思い、恐る恐る1口食べてみます。
口に広がるのはカレーのスパイスや野菜の甘味、肉の旨味はもはやありません。
腐りかけの酸味だけが口いっぱいに広がるのです。
体が拒否反応を示したので台所のごみ入れにすぐに吐き出し、何度も何度もうがいをしました。
初夏で気温も上がる中、冷蔵庫にも入れずに放置したカレーはわずか2日間で腐らせてしまいました。
あのチーズを入れていなのに糸を引くカレーはおぞましい光景でしかありません。
最後に
大学生の頃は食品を色々と腐らせていました。
バナナ、カレー、お肉と様々な食品が食べる事なく捨てていました。
今考えると本当に勿体ないです。
腐りかけはまだ良いのですが、本当に腐ったものは恐ろしい味に変化します。
あのカレー以来、その日で食べ切れない食材を買う事はなくなったような気がします。
ここまでお読みいただきありがとうございました。