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”カブキブ!4”を読んで【参考読書時間:2時間30分】

 

こんばんわ

 

今日は読書感想文の回です。

 

もくじ

 

 

カブキブ!あらすじ

 

 

 高校生で歌舞伎をやりたい黒悟は1から部員を集め、ついに同好会として活動を開始する。

顧問の遠見先生が準備した老人ホームでの初舞台、高校の文化祭、新入生歓迎会と徐々にいろんな方に見てもらうようになりました。

しかし、順風満帆ではありませんでした。

初舞台では黒悟が熱中症で倒れ、高校文化祭の時には阿久津が本番直前まで来ない、新入生歓迎会の時には三輪山先輩が高熱で倒れるとドタバタの連続です。

それでも黒悟や他の仲間のおかげで無事に乗り切ります。

その甲斐あって新入生歓迎会は大成功に終わり、カブキ同好会に多くの生徒が集まります。

果たして、カブキ同好会は”部”として昇格できるのか?

 

 

カブキブ!4

 

 

 新入部員歓迎会は体操部とのコラボで大盛況に終わり、いよいよ新入部員の獲得に入ります。

部の説明会のために集まった人数は40~50人と予想以上の人数が集まりました。

喜ぶ部員一同とは逆に部長の黒悟は緊張のあまり中々教室に入れません。

そんな空気の中、あいつが教室に飛び込みます。

そう阿久津新です。

彼は生来の目立ちたがりで元バンドだったのでギター片手に挨拶代わりの歌を・・・

歌う瞬間に蛇之目丸子にドつかれて撤退します。

丸子はカブキ同好会の衣装担当で阿久津とは小学校からの幼馴染です。

変な空気になりつつも、気を取り直して新入生の前にようやく挨拶を始める黒悟です。

 新入生の質問では「自分のやりたい役を出来ますか?」など質問も飛び出し、意欲的な意見も出て、これから本格的な部として発足するような雰囲気に満ち溢れていました。

しかし、その空気を一変させる人物が登場します。

その人物はカブキ同好会の指導者として外部から来た生島という人です。

黒悟たちが新入生と質疑応答をしている所に突如として現れ、話を中断し急遽ジャージに着替えてランニングを指示します。

なにがなんだかわからない新入生、もちろん黒悟たちもわけがわかりません。

生島の指示は基礎トレーニングを指示し最初にランニング、戻ってから筋トレをさせます。

急な体育会系のノリに仮入部した新入生が1人2人と徐々に減っていきます。

気が付けば残った新入生は4人になりました。

40人もいた新入生が4人になり焦る黒悟に指導員の生島はさらに残った4人に入部テストをさせます。

これに合格出来なければ入部を認めない!と言っています。

何とか合格してくれ!と願う黒悟。

波乱の2年生が始まります。

 

 

4巻を読んだ感想

 

 

 4巻は黒悟が様々な人間に振り回される内容になっています。

指導員として登場する生島は折角興味を持ってくれた新入部員の多くを離れさせ、残った4人も不満タラタラになり後半では大きな事件のために翻弄されます。

新入部員と指導員の生島に挟まれる中間管理職のような立ち位置は実際の社会でも胃に穴が開くような内容です。

後輩が出来た黒悟とカブキ同好会が新たな局面へと進みます。

今までに無い問題が多くなりますが、持ち前のポジティブ、信頼している仲間のおかげで壁を越えて行く部分は良いですね。

 

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最後に

 

 

 残り3巻でこの物語も終わりです。

もっと長く続けば良いと思うのですが、高校が舞台なので黒悟が卒業までの話になるだろうと思っています。

こんな濃密な3年間を過ごせたら、さぞ楽しいだろうなと思うアラフォーです。

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。