こんばんわ
今週は天気があまり良くありません。
そして、週半ばから気温もグッと下がり半袖もいよいよ終わりかなと思います。
さて今日は続・中学生の恋愛物語です。
※前回の記事の完結編になります。
もくじ
夏休みの淡い恋の物語
私の勤めている事業所に居る中学生のA君はこの夏休みに高校生のBさんとラインを交換しようと画策していました。
A君はBさんとお話をしたいが、事業所には年下の子が多くBさんは人気者なのでA君とあまり会話をする時間がありません。
もっとお話がしたいという気持ちがずっとあったようです。
そして、今年中学生になり親公認でスマートフォンをゲットし、Bさんは夏になったらラインを交換しようねと口約束をしていたようです。
本人も待ちに待ったライン交換の時期が来たと喜んでいました。
しかし、Bさんは事ある毎にスマホを忘れた、電池が無いからと断ってきます。
それでもめげないA君の恋の物語の続編です。
夏の終わりに
私の事業所は夏休み終盤にコロナが発生し、1週間の休業となりました。
そこでA君の夏休みは終わりました。
結局、ライン交換は出来ず終いだった・・・
ところがA君に転機が訪れます。
Bさんが事業にやってくる日がありました。
私としては結末を見届けたい気持ちがあったのでA君のアシストをする事にしました。
BさんとA君を一緒にする時間を作ろうと奮闘します。
それが先週の9月の最後の土曜日でした。
帰りにA君に話を聞くと
「直接交換は難しそうだから、靴に手紙を入れといた」
と、彼の事の顛末を聞きました。
そして、待つ事一週間・・・
結果は連絡が来なかった・・・
A君の思いは伝わらなかったのです。
A君に幸あれ
結果はわかっていました。
ラインが交換できない理由があまりにも稚拙だったからです。
最初に出来ない事を言わなかったから引くに引けない状態になってしまったのでしょう。
9月の最後に話をした時にA君もさすがにラインを交換してくれない事を察していたようです。
しかし、Bさんのやり方は軽い詐欺師臭がしますね。
高校生ながらに大胆な嘘を吐き続け、平気な顔をしているのは中々の度胸です。
A君にはもっと良い出会いがある事を祈りたいと思います。
最後に
この恋愛話はここで完結です。
私自身も過去に好きでどうしようもなかった人がいます。
色々と試行錯誤でやってみましたが、結局は成就する事は無く儚くも散っていきました。
そんな自分を思い出すようで、A君がなんだか愛おしくなる出来事でした。
ここまでお読みいただきありがとうございました。